210話 ページ29
Aside
トレイ「ともかく、次の『なんでもない日』はキッシュも焼いてやるからな。」
ケイト「そりゃどーも。……ケーキ並みにフォトジェニックなやつにしてね。」
『仲直りしたカレカノみたいな空気出すな。』
エース「お前も空気読め。」
『せ!ん!ぱ!い!』
俺がエースの頭をグリグリしていると、聞き覚えのある声が聞こえてきた。
チェーニャ「ふんふふーん♪トレイのお菓子はいつ食べても絶品だにゃあ〜。モグモグ。」
リドル「チェーニャ!」
『エビネコクンだあー!!!』
リドル「エビ…?いや、なんでここに!?」
チェーニャ「ん?『なんでもない日』だからお祝いにきただけさ。おめでとう、リドル。あと俺はエビネコじゃねーってばさ。」
はいはい、エビチリシンガーでしょ?
リドル「『なんでもない日』はハーツラビュル寮の伝統行事だ。キミには関係ないだろう?」
『そうだぞ。ハートの女王の法律・第2074条『猫は寮に入ってくるなばーか』に違反してるぞ。』
リドル「勝手に変な法律を作らないでくれ。」
俺とリドルのやり取りを見て、エビネコクンは二ヒヒーと笑う。
チェーニャ「それはそっちの人たちも同じじゃにゃーの。」
グリ「あっ、オマエ!こないだ会ったにゃあにゃあしゃべる変なヤツ!結局、オマエはどこの寮なんだゾ?」
『リドルのペットじゃないの?使い魔?』
トレイ「ははは!違う違う。そもそもチェーニャはうちの学園の生徒じゃない。」
な、なんだってーー!??
トレイ「ナイトレイブンカレッジの長年のライバル学校、ロイヤルソードアカデミーの生徒だ。」
ななな、なんだってーーー!!!??
ああ。そういえば、マジフト学園対抗戦でいたような気がしなくも無い。
デュ「えぇっ!?違う学校の生徒!?」
エース「しかもロイヤルソードアカデミー!?」
『オマケにリドルの使い魔!?』
チェーニャ「マッドハッターは相変わらずだにゃあ。」
リドルにそろそろ怒るよ?と言われたので、これ以上は言わないようにした。
エビネコクンに髭メガネあげよう。
ユウ「他にも魔法学校があるんだ。」
ハーツA「今、ロイヤルソードアカデミーって言ったか?」
ハーツB「あの気取った奴らの仲間が来てるって!?」
ハーツC「なんだと!?どいつだ!すぐ追い出してやる!!」
『皆の者、かかれーーーー!!!』
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桃(プロフ) - イグニコールめためた面白くてゲラゲラ笑ってましたww小説でこんな笑ったの初めてですw応援してます! (5月17日 0時) (レス) @page4 id: 6a25fafd93 (このIDを非表示/違反報告)
怜央(プロフ) - オルト君がオバブロするのもすごいのにカーチェイスで戻すなんてさらにすごい…。やっぱり、作者様の脳内は私の考えなんて足元にも及ばないほど面白いですね。好きです。 (2023年4月6日 21時) (レス) @page46 id: 8acdf4d0f3 (このIDを非表示/違反報告)
ただの一般人 - オクタ回収…。す…すげぇや姉貴…(?)(小並感)自分のペースで、どうか無理だけはせず…。ツムツム頑張ってください! (2023年4月6日 1時) (レス) @page45 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
ポラリん。(プロフ) - オクタ回収出来たんですか!? ヴァネッサさん出たけどオクタ未だゼロです、、頑張ってください! (2023年4月5日 3時) (レス) @page44 id: 7cbb01627a (このIDを非表示/違反報告)
hareotomiya0108(プロフ) - ツムツムなら仕方ないですよね頑張ってください! (2023年3月31日 3時) (レス) @page42 id: cc5d6355d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トマトマヨトマメトマト | 作成日時:2023年3月22日 12時