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「やっと来たか、」
「はは、すみません〜」
若干お怒り気味のエンデヴァーさんに軽〜く謝罪して、近くにあった席に座る。
座ってからあれ、これもしかして事務所ごとにまとまってたりする？とも思ったけれど
お茶子と緑谷が隣同士で座っているのを見るにそうでは無いらしい。
「お前は……ホークスに似てきたな」
「え、突然の悪口？？」
「それはホークスに失礼だろ」
「あいて、」
突然エンデヴァーに意味不明な事を言われて混乱していたら、後ろから爆豪に小突かれた。
今日2回目ぞ？？爆豪1日に2回も乙女の頭を殴ったぞ？？ヒーローとして如何なものか？？
でもまぁ、確かにちょっとばかし失礼だったかもな、と思い
今は事務所でさっきの馬鹿男の処理をしてくれているであろう自身の恩師に心の中で謝る。
「…はぁ、話を始めるぞ」
そうエンデヴァーが言った途端、先程までほわほわとしていた部屋の空気は、ピリッとお硬いものに変わる。
この感じはさっきのフラグを回収せざる負えない感じか、
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「うぁぁぁー…疲れた〜」
「ふふ、お疲れねAちゃん」
あまりのお尻と腰の痛さに机での垂れていると梅雨ちゃんがこちらへ来て微笑みながら私の頭を撫でてくれた。
梅雨ちゃん私の頭撫でるの好きだよね。え、自惚れすぎ？
「Aちゃん昔から座ってるだけの時間苦手よな〜」
「うん。腰痛い…もう無理」
「えー、じゃあショッピング中止やなぁ」
「うぇ、行く！！」
お茶子からの嬉しいお誘いに勢いよく席を立ったからか、背中がバキバキと音を立てたが、そんなものは気にするまい
なんたって久しぶりの2人とのショッピングだ。
「…って、あれ？私2人に午後は休みって言ったっけ？」
「常闇ちゃんに聞いたのよ。Aちゃんが久しぶりのお休みで年甲斐にもなくはしゃいでるって」
「待って踏陰なんちゅう物言いしてんの?!」
「あはは、常闇くん結構毒舌よなぁ」
毒舌…なのか？？
まぁ、確かに基本辛辣な返しをされるなぁ。なんて思って今は師匠に連れ回されているであろう同僚を思い浮かべる。
あ、なんか可哀想に思えてきた。
だってまぁ、彼が今連れ回されているとしたらさっきの私が捕まえた男関連のことだろうから。
「……南無」
「え、どしたんAちゃん」
「いや、なんか申し訳なくなって……」
『 ？？？ 』
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作者名：虹色ラムネ | 作成日時：2023年10月6日 21時
