許されざる呪文_01 ページ8
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you side
「俺はアラスター・ムーディだ！元闇祓い…魔法省にも居た。” 闇の魔術に対する防衛術 ” 担当。ダンブルドアに頼まれたので引き受けた、以上だ、終わり」
淡々と、そう話すのはムーディ先生。今日は４年生になって初めての闇の魔術に対する防衛術の授業だった。
ムーディ先生が質問はあるか、と問うがそれに答える生徒は居なかった。
「闇の魔術に関しては実践教育が一番だと思っておる。まずお前たちに質問しよう、許されざる呪文はいくつあるか？」
「３つです」
「その名の由来は？」
「許されないからです、この呪いを使うだけで、…」
「アズカバンで終身刑を受けるに値する、よろしい！この呪いを教えるのは早すぎると言うが、そうは思わん！戦う相手を知るべきだ、対決に備えて！！…チューインガムを貼るなら机ではなくもっとマシな所に貼れ！フィネガン！！」
「嘘だろ、アイツ背中に目があるのか？」
そう、ムーディ先生は黒板に書き物をしていたはずだ。なのに、悪戯をしていたシェーマスのその行為を見ていて…ざわめく教室内、そしてシェーマスに向かって持っていたチョークを投げつけた。
「耳もすこぶるいいぞ！」
すごく、やばい先生だ。みんなきっとそう思ったはずだ。本当にすごい人なんだろうけど、何より、怖い…！
「さて、どの呪いからいく…ウィーズリー！立て！」
「あの、一つパパから聞いたのが…服従の呪文」
「ほぉ、お前の父親なら良く知ってるだろう…魔法省は散々手こずったからな。手こずったわけを教えてやろう」
と言うと、マッドは教壇に置いてあったガラスの容器の中で飼っている蜘蛛のような虫を手の上に取り出した。ムーディ先生が呪文をかける。すると、少し大きくなった蜘蛛。そして、続けて呪文を唱える。
「Imperio ( インペリオ / 服従せよ ) 」
そのクモは生徒のところに跳んでいき、ムーディ先生が杖で指示をすると、生徒の頭の上や肩や顔に飛んでいって止まるので生徒は恐がって騒いだ。そんな様子を見てムーディ先生は楽しそうに笑っていた。
「多くの魔法使いがこう言った。自分の悪事は服従の呪文によって、例のあの人に無理強いされたのだと…だが果たして、それが嘘か真かをどう見分ける？…さて、あとの呪文は？」
そして、その質問に手を挙げたのはネビルだった。ムーディ先生はネビルに立つように指示すると、ネビルはおずおずと立ち上がるのだった。
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ななな - めっちゃ面白いですね！これからも頑張ってください‼︎ (4月22日 16時) (
レス) id: 1bbeced387 (このIDを非表示/違反報告)
りかこ(プロフ) - 素敵な作品に出会いました。今日一気見しちゃいました！ここからどんなストーリーになるのか、ドラコとどうなっていくのか気になります！更新頑張ってください。応援しています！ (2月13日 16時) (レス) @page2 id: d00547c92a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2024年2月12日 20時
