三大魔法学校対抗試合_02 ページ7
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「よいか諸君、一言云うておこう。永遠の栄光がトライウイザード・トーナメントの優勝者に贈られる。それには３つの課題をやり遂せねばならん、３つのきわめて過酷で危険な課題じゃ…。そこでこのたび魔法省は新たにルールを設けた、これについては国際魔法協力部のミスター・バーティ・クラウチ氏から説明してもらおう」
食事を楽しんでいると、先生方の壇上に大きなトロフィーのようなものが出てきて、そしてその横でダンブルドア先生がお話をしてくれた。
永遠の栄光…かぁ。
そして、ダンブルドア先生より指名されたバーティ・クラウチが立ち上がると、会場に一瞬稲妻がはしった。ゴロゴロとうるさい天井に、女子生徒の悲鳴が混じる。すると、左目が義眼で左足を引き摺りながら入ってきた一人の男性がその天井に向けて杖を振るった。
そうすると、瞬時に静かになる天井。
その男性は壇上のダンブルドア先生に近付くと握手を交わした。そしてマッドは隠れるようにして、ウイスキーの小瓶を口にする。
ドラコが教えてくれた、彼は闇祓いのアラスター・ムーディだと。新しい闇の魔術に対する防衛術の先生らしい。
そんな彼と目が合う、ぞわりとする。闇祓い…ということは今まで色んなことを経験してきたのだろう…でも、なんか、…いや 考えるのはやめよう。
そんな事を考えていたら改めてバーティング・クラウチは壇上に進み、話を始めた。
「検討の結果…安全のため、１７歳未満の生徒はこの度のトライウイザード・トーナメントに立候補することを禁じると魔法省が決定した。これは最終決定である！」
生徒たちからは一斉に不満の声が上がった。それもそうか、きっと参加したい生徒は沢山居たはずだ。
そんな生徒達にダンブルドア先生が「静まれー！！」と生徒に告げる。その声で一気に静かになる大広間内。
ダンブルドア先生は壇上のトロフィーに杖をかざすと、背丈ほどもあるトロフィーが融け、中から大きいゴブレットが現れる。そして青い炎を灯した。
「炎のゴブレットじゃ！…トーナメントに名乗りを上げたい者は、羊皮紙に自分の名前を書き、木曜日のこの時間までにここに入れるのじゃ。軽い気持ちで入れるでないぞ、選ばれれば後戻りは出来ぬ、…今この時からトーナメントは始まっておるのじゃ」
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ななな - めっちゃ面白いですね！これからも頑張ってください‼︎ (4月22日 16時) (
レス) id: 1bbeced387 (このIDを非表示/違反報告)
りかこ(プロフ) - 素敵な作品に出会いました。今日一気見しちゃいました！ここからどんなストーリーになるのか、ドラコとどうなっていくのか気になります！更新頑張ってください。応援しています！ (2月13日 16時) (レス) @page2 id: d00547c92a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2024年2月12日 20時
