第３の課題_02 ページ29
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you side
「ホグワーツに戻っちゃったのは少し悲しかったけど、まぁ…想定内だったから。…バーテミウス、あなたは戻りなさい」
バーテミウス…？…バーテミウス・クラウチ？
ムーディ先生は、お母さんに一礼するとまた姿くらましでいなくなってしまった。
「もうすぐ、…やっとよ、A！やっと…お父さんに会えるのよ！」
『おと、さ…？』
もう、わけがわからない事だらけだ。
ムーディ先生の事を、バーテミウスと呼んだお母さん。でも、クラウチさんは殺されたと聞いた。私を連れてきたのは、なんで？
「セブルスから何か新しい呪文は教わったの？」
『あ、の、…』
「大丈夫よ、怒ってないから…何も怖くないのよ？」
『っ…』
また、いつものように、にっこりと笑うお母さん。あの頃の記憶が蘇り体が強ばる。
「ポッターが来るまで暇だし…お勉強の続き、する？」
『ハリー？ハリーが来るって、どういうこと？』
「そのままの意味よ、ここにくるの、ポッターが」
『どうして』
「奴の血が必要なのよ」
『なんで…私をここに…？』
「あなたの血も必要なの、彼の血が流れるあなたの血が…。…ポッターがなぜこのトライウィザード・トーナメントに選ばれたと思う？」
ムーディ先生は、偽物で…炎のゴブレットに名前を入れた…ハリーをこのトライウィザード・トーナメントに出場させる為に。ダンブルドア先生達を騙してホグワーツで生活してるんだもの、彼はすごい魔法使いだ。そして、ハリーは選ばれた…優勝杯はポートキー、きっと着く先はここだ。
必要な、私とハリーの血…
『全部、仕組まれてたの…？お父さんの復活の為に…』
「今夜彼は復活する！愛しい、ヴォルデモート…やっと、やっとよ」
お母さんは、楽しそうに、子供のように、高らかに笑っていた。
「さあA！杖を構えて！…奴が来るまで、杖を交えましょう！…Incarcerous！ (インカーセラス / 縛れ ) 」
『Protego ( プロテゴ / 護れ ) 』
「Levicorpus ( レビコーパス / 身体浮上 ) 」
『わ、ッ！』
呪文を返せずに、視点が反転して宙に浮く。そしてそのままお母さんは杖を振るう、それと同時に強い衝撃、吹き飛ばされて地面に叩きつけられる。身体中が痛い、呼吸が苦しい。
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ななな - めっちゃ面白いですね！これからも頑張ってください‼︎ (4月22日 16時) (
レス) id: 1bbeced387 (このIDを非表示/違反報告)
りかこ(プロフ) - 素敵な作品に出会いました。今日一気見しちゃいました！ここからどんなストーリーになるのか、ドラコとどうなっていくのか気になります！更新頑張ってください。応援しています！ (2月13日 16時) (レス) @page2 id: d00547c92a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2024年2月12日 20時
