第２の課題_01 ページ24
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you side
「捜せ声を頼りに、地上では唄えない…探せよ１時間、我らが捕らえし者…」
「湖ね、間違いない…意味は明らかね、でもそこが少々問題だけど」
「少々どころじゃないだろう、君、水の中で１時間も息を止めてたことある？」
ハリーが卵の謎を解いて、知恵を貸してほしいと言われてみんなで図書室に来ていた。翌日には第２の課題がはじまる…そんな夜に、水の中で１時間…４年生時点でそのような呪文はまだ習っていないし、私も知らなかった。力になれずに申し訳ない…。
今みんなで必死にその方法を探していたのだった。
「大丈夫よハリー…何とかなるわ、私たち４人の知恵を合わせれば」
「討論会を邪魔して悪いが、マクゴナガル先生がお呼びだぞ」
そこに入ってきたのは、ムーディ先生だった。相変わらずムスッとした顔に、足を引き摺っている。やっぱり少しだけ怖い。
「ポッターとスネイプはいい、そっちの２人だけだ」
「でも先生、試合まであと何時間も無いんですよ！」
「ポッターは準備が出来ているはずだ、十分に睡眠をとるがよい…さぁ、行くんだ」
２人が私たちを心配そうに見つつも、その場を後にした。残ったのは私とハリーと、大量の本。ハリーと目を合わせると、同じ考えのようで本を片付けることに。
「ロングボトム！本を棚に戻すのを手伝ってやれ」
近くにいたネビルも本を片付けるのを手伝ってくれる。
『ねぇ、ネビルは何か知らない？水中で息ができるようになる方法』
「水中で？うーん、鰓昆布とか…かな」
「鰓昆布？」
「食べると１時間、エラ呼吸ができるようになるんだ」
「『それだ！』」
ハリーと顔を合わせる、鰓昆布…でも、それを探すのも用意するにも時間がない…。
「ホグワーツにないのかな？」
『セブルスの薬品庫…』
思い当たるところと言ったらそこしかない。ぽつりと呟くとハリーは驚いた後に頷いた。
「どうにかして、貰えないかな？」
『どうだろう…あるかも、わからないし…』
「…スネイプ先生を少しの間呼び止めておいてくれない？僕とネビルで、薬品庫に行ってみる」
「ええ？！僕も？！」
『！…わかった、でももうすぐ消灯時間だから急がないと』
私とハリー、そしてネビルは急いで残りの本を片付けた。そして図書室前で別れると私は急ぎ足でセブルスの部屋へと向かった。
セブルスの部屋に向かうと、いつも通り部屋に招き入れてくれたセブルス。
…ハリーとネビル、大丈夫かな…
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ななな - めっちゃ面白いですね！これからも頑張ってください‼︎ (4月22日 16時) (
レス) id: 1bbeced387 (このIDを非表示/違反報告)
りかこ(プロフ) - 素敵な作品に出会いました。今日一気見しちゃいました！ここからどんなストーリーになるのか、ドラコとどうなっていくのか気になります！更新頑張ってください。応援しています！ (2月13日 16時) (レス) @page2 id: d00547c92a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2024年2月12日 20時
