ダンスの練習 ページ16
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you side
「かねてより、トライウィザード・トーナメントでは舞踏会を行うのが伝統とされている…クリスマスの夜に大広間で一晩行われる。ホグワーツ生として…スリザリンとして恥がないよう各々しっかりと練習しておくように」
セブルスに談話室でそう話をされた、舞踏会…ダンスパーティー…！なんだか楽しそう。
『え、みんな…踊れるの…ダンス』
「まぁ、小さい頃から習っているから…」
ダンスの練習なんてどうするの？なんて、ダフネとミリセントにぽつりと呟いたら思ってない返事が返ってきて少し戸惑った。忘れていた、いつも普通に楽しく過ごさせてもらってたけどこの寮は貴族ばかりなんだった。
「でも、Aには専属の先生がいるじゃない」
『専属の先生？』
ダフネの視線の先にはセオドール、ブレーズと談笑するドラコの姿が。確かに…ドラコもダンスくらい踊れるだろう。
…でも、教えてもらうのもちょっと照れる、気もする。
最近ドラコを見るとドキドキする、かっこいいなぁって見ちゃう時もある。２人と話してたのに、急にこちらを向くドラコ。目が合う、あ、なんか、なんか言わなきゃ。
『ドラコ、私にその、…ダンス教えてくれない…？』
「いち、に、さん…にー、に、さん…」
『わ、あ…』
ドラコから返ってきたダンスの練習の答えはもちろんYES。空き部屋の一室で、今ダンスを教えて貰っている。
ドラコの教え方はとても上手で、楽しく学ばせてもらっていた。
「Aにも出来ないことあるんだって安心したよ」
『たくさんあるよそんなの』
悪戯に笑うドラコ、ダンスで密着すると体、２人きりの部屋…ドキドキしないわけが無い。
「でもすぐできるようになっちゃうな」
『ドラコの教え方が上手だからだよ』
「そんな事ない、自信を持った方がいい」
『ふふ、ありがとう…ドラコ』
あぁ、これって…やっぱり私、ドラコの事…好きだ。
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ななな - めっちゃ面白いですね！これからも頑張ってください‼︎ (4月22日 16時) (
レス) id: 1bbeced387 (このIDを非表示/違反報告)
りかこ(プロフ) - 素敵な作品に出会いました。今日一気見しちゃいました！ここからどんなストーリーになるのか、ドラコとどうなっていくのか気になります！更新頑張ってください。応援しています！ (2月13日 16時) (レス) @page2 id: d00547c92a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リン | 作成日時：2024年2月12日 20時
