【ハリーポッター】きみといきたいⅡ (ページ5)

今日:64 hit、昨日:52 hit、合計:23,106 hit

久しぶりの友人達_02 ページ5

_
you side

『え、ハリーとロンが汽車に乗ってなかったって…本当なの？ハーマイオニー』

「えぇ、探したんだけど見当たらなくて…ジニーにも話を聞いたけど、ギリギリだったから乗る前にはぐれちゃってたみたいで」

大広間に着いて、新入生の組み分けと夕飯を終えてから自由時間となってグリフィンドールの皆にも挨拶しなきゃ！とグリフィンドールの席に来ると、ハーマイオニーの姿しか見えなかった。ハーマイオニーから話を聞くとハリーとロンはどうやら汽車に乗り遅れてしまったらしい。
ハーマイオニーの隣に座っていた子も小さく頷いている。

『書店にもいた子だよね…？あの時は挨拶出来ずにごめんなさい。私、A・スネイプ。よろしくね』

「えっと…ジニー・ウィーズリーです、よろしく」

ジニーと握手を交わして、元の話題へと戻る。

『汽車に乗り遅れ場合って…どうなるんだろう？』

「さぁ、聞いたことがないもの…先生に確認するしかないのかしら」

『そうだよね…スネイプ先生に聞いてみようかな』

「時間があったらお願いしたいわ、私もマクゴナガル先生に会ったら聞いてみる」

「まったく、世話のやける弟だな」

「まったくだ」

『フレッド、ジョージ』

ハーマイオニーと話していたら間に入ってきたのはフレッドとジョージだった。ここでハリー達と話していると高確率で話に入ってきてくれる彼ら、スリザリン生がグリフィンドールの寮にいるとあまりよく思わない人も多いけれど、こうやって普通に接してくれるのがとても嬉しかった。

「あの、…ありがとう、A」

少し戸惑った様子のジニー、やはり兄のことが心配なんだろう。次の日から授業が始まることもあり、ハーマイオニーとジニー、フレッドとジョージにまたねと告げて談話室へと急いだ。

_