【ハリーポッター】きみといきたいⅡ (ページ39)

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学期末ページ39

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you side

『…』

「A！もうすぐ発車するよー」

『あ、うん！すぐ行く』

２年生も今日で終わり、あの後すぐにハグリッドが戻ってきたり、マンドレイク薬が完成し石になった生徒も元通り。そして今年は期末テストも無くなって…。あの日以来、のんびりとした、そんな時間が過ぎていった。

あの日の出来事が夢だったのかも、いや夢だったら…と思う日もあるくらいに。

ダフネに呼ばれ、ホグワーツ特急へと乗り込んだ。そのあと暫くして列車が動き出す。みんなの談笑が心地よい…しばらくこの感じともお別れなのが寂しい。

学校がこんなに楽しいものだって、教えてくれたのはみんなだ。

「Aにも手紙書くから！ちゃんと返事返してね！」

『ふふ、もちろん！楽しみにしてるわ』

キングス・クロス駅に着いて、みんなとまたねと挨拶を交わして別れる。みんなの背中を見送って、…私も家に帰らなきゃ。

「A！」

そう思って歩き始めたその時だった、ドラコに名前を呼ばれて…振り返る。

「僕も手紙を書く、だから…」

『…ドラコ』

「たくさん話、聞かせてほしい」

『…ありがとう、ドラコ』

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