秘密の部屋_01 ページ33
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you side
穴の下には、地下道が続いていた。お世辞にも綺麗とは言えない。
ジニーもすぐに降りてきて、さっきと同じようにどんどん先に進む。私も、杖を取りだし、その後を追う。
蛇が刻印された、丸い扉が見えてくる。異様な雰囲気だった。
「ヘー・シャールス・サー…」
再びパーセルタングでその扉を開けると、ひらけた場所だった。蛇の彫刻が並び、奥には大きな顔の像。水溜まりも出来ており、湿気が凄い。薄暗くてすごく不気味な雰囲気。
ジニーは、相変わらずその足を止めなかった。
『ジニー！』
どこまで行ってしまうのだろう、なんて、思っていたら奥の大きな顔の像の前で電池が切れたかのように倒れてしまった。
駆け寄ると、ピクリとも動かない。息はあるようだ。
どうしよう、どうしよう…！
「…君がAだね」
『っ、？！ だ、だれ…』
上から男の人の声がして、心臓が飛び出でるかと思った。物音が一切しなかったのにその人は私のすぐ真横に立っていた。
「ヴォルデモート卿、そう言えばわかるかな？」
『ヴォルデモート…？嘘よ、彼はもうずっと前に…』
「…そうだ、小さな赤ん坊に僕は破れたらしい…だが、それは未来の僕…その結果を変える時が来たんだ」
『貴方は…一体？ジニーは大丈夫なの？』
「僕は記憶だよ、５０年間日記の中にあった。ジニーには死んでもらう、ジニーが弱れば弱るほど、僕は強くなれる…ジニーが死んだ時、僕は記憶ではなくなりヴォルデモート卿が完全に復活するんだ…」
『ジニーはどうして秘密の部屋を開けることが出来たの』
「僕が操っていたからね、この日記を通して。君をこの部屋に呼んだのも僕がそう命じたからだ」
『どうして、私を…』
「日記を通して今のホグワーツを見ていた、…そこで君を見つけた。君には…何か惹かれるものがある」
『それは、どういう…』
「手合わせ願おう、君の事が知りたいんだ」
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マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは、凄く面白いです！嫌じゃなければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます☺️ (1月27日 13時) (
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作者名：リン | 作成日時：2023年9月20日 1時
