【ハリーポッター】きみといきたいⅡ (ページ31)

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石になった友達ページ31

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you side

『ハーマイオニー…！』

セブルスからハーマイオニーが石になってしまったと聞いて急いで医務室へ来た。そこにはハリーとロンの姿もあり…

「A…っ」

ベッドに横たわっていたのは、ハーマイオニーだ。話に聞いていた通りに、石にされてしまっていて。死んでしまった訳でもない、治る方法もある、それなのに…悲しくて。

目の前がじんわりとする。

「大丈夫、大丈夫だよ…きっと…」

ロンが優しく肩を摩ってくれた。マクゴナガル先生から図書館の近くで倒れていて、鏡が近くに落ちていたそうだ。

鏡……ハーマイオニーは、もしかして。

「さぁ、寮へ戻りなさい。新しい規則を設けます…皆にその説明をせねばなりません」

「…戻るぞ、A」

『…うん』

セブルスの後を負い医務室を出る

『…ホグワーツ、閉鎖になっちゃうの？』

「これ以上被害者が出ればそうなるだろうな…」

『そんな…』

「大丈夫だ、私がついてる」

ありがとう、そう呟いて…セブルスと一緒に談話室へと入った。そこで説明されたのは、全校生徒は夕方６時までに各寮の談話室に戻ること。授業に行く時は必ず先生が引率するということ、例外はなしだということ。

そして、先程も言っていたホグワーツの閉鎖も有り得るという事。

談話室は異様な雰囲気に包まれていた。

「どうなっちゃうんだろう…」

ぽつりと呟いたミリセントの言葉が妙に響いた。

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