いつもと違う２人_01 ページ24
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you side
「A、クラッブとゴイルを見なかったか？」
談話室のいつもの場所で本を読んでいたら、そうドラコに声をかけられた。確かに、いつもドラコと一緒にいるイメージがあったけど今日は姿が見えなかった。
『クラッブとゴイル…大広間でご飯を食べてたところを見たのが最後かも』
「…こんな時間まで馬鹿みたいに食べ待てるのか…ったく」
『迎えに行くの？私も行く！』
ドラコが談話室を出ようとしたため、私も本を置き、ドラコの後を追う。
隣を歩くドラコの横顔、顔、整ってるなぁ。相変わらずかっこいい。
「…そんなに見られると流石にの僕でも照れるからあまり見るな」
『わ、あ、ごめん』
「冗談だ、Aにならいくら見られてもいい」
そんなドラコの言葉に顔が熱くなる、ドラコはたまにサラッと、恥ずかしいことを言う。そんな言葉の耐性がある訳もなく、ただ顔を熱くすることしか出来ない私。照れる、もう。
『…あ、あれ』
大広間へ続く廊下を曲がったら、２人の後ろ姿を見つけた。キョロキョロしてて…なんだか道に迷っているようなそんな感じ。
「クラッブ、ゴイル！どこにいたんだ？ずっと広間でバカ食いしちのか？」
ドラコがそう声をかけると、クラッブとゴイルは相当びっくりした様で飛び上がっていた。２人が振り向く、するとなんだか違和感。
ゴイルが、眼鏡をかけている…！
「…なんでメガネなんだ？」
「あ、あの…本を読んでて」
「字が読めたのか？」
『そんな言い方しないの、居なくて心配してたの』
「あ、ご、ごめんね」
『大丈夫大丈夫。さ、帰ろ！』
私は微かな違和感を抱えながらも、３人と一緒に談話室へと戻った。
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マニ。(プロフ) - ✉️。こんにちは、凄く面白いです！嫌じゃなければ一緒にボードで会話しませんか？これからも更新応援してます☺️ (1月27日 13時) (
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作者名：リン | 作成日時：2023年9月20日 1時
