【ハリーポッター】きみといきたいⅡ (ページ18)

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新たな犠牲者ページ18

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「マクゴナガル先生から聞いたのだろう、秘密の部屋について」

『うん、知りたい秘密の部屋のこと…友達に何かがあってからじゃ遅い』

「…我々教師に任せておけと言っても聞かないだろうな…。危険なことはしないことそして、何かあったらすぐ我輩に報告すること、これだけは約束だ」

夕食後セブルスの部屋に向かうといつもの様に紅茶を出してくれる。そして早速話をされた、もちろん秘密の部屋について。

2つの約束に対してわかった、と返事をするとセブルスは諦めたように微笑んだ。そしてセブルスから秘密の部屋が前にも開かれた事があると聞いた、50年も前のことだと言う。

ダンブルドア先生が言っていたらしいが、詳しくは教えてくれなかったそうだ。…そんなほぼ情報もない秘密の部屋のこと分かるのかな。

「これ以上ホグワーツで危険なことが起きないよう、我々も色々調べてはいるのだが…なんせ情報がない事、ダンブルドア校長もお困りの様子だ」

『そっか…とりあえず私は、その怪物正体、そして…継承者について、知りたい』

「…Aは何か、聞いたり、見たりはしていないのだな？」

『…うん』

「スネイプ先生！いらっしゃいますか？」

セブルスが口を開いたと同時に、コンコンと部屋の扉を叩く音とマクゴナガル先生の声がした。扉へと向けていた視線を一度私の顔に戻してから、扉の方へと向かって扉を開ける。

「まぁ、Miss.スネイプもいらっしゃったのですか…ですがもう寮へ戻りなさい。スネイプ先生、ダンブルドア校長がお呼びです」

マクゴナガル先生の様子を見るに、緊急事態だそうだ。

「…A、一人で帰れるな」

『うん、大丈夫』

セブルスもそれが分かったのかいつもは寮へと送ってくれるものの、今日は部屋の前で分かれる。

そしてその招集は、新たな犠牲者が出た為だと分かったのは後日になってからだった。

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