【ハリーポッター】きみといきたいⅡ (ページ17)

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快勝と怪我人ページ17

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you side

今日はスリザリン対ハッフルパフ、グリフィンドール対レイブンクローのクィディッチの試合が行われる日。

先程、スリザリン対ハッフルパフの試合が終わって！無事に快勝、ドラコも金のスニッチを捕まえる事ができていて…私の前まで来てくれて、ドヤっとされた！

ドラコも何でもソツなく出来て…すごいなぁ、ドラコさん、大変よく頑張りました。

そして次はグリフィンドールの試合なんだけど、いつもは応援に行くが今日は私もみんなと一緒に戻って図書室へ。私は秘密の部屋について、調べ物をすすめていた。今のところまだ手がかりは見つかってないけど…

「A」

いつもの様に調べ物をしていたら、後ろから声をかけられて心臓が止まるかと思った。今日はクィディッチで人が少ないのもあって、まさか声をかけらるとは思っていなかったからだ。

後ろにはセブルスの姿が。

『！びっ、くりした…スネイプ先生』

「最近何やら熱心に調べ物をしているようだが？」

『うん、ちょっとね』

「…秘密の部屋についてか？」

『…うん』

「…今夜、私の部屋に来るといい」

『？ん、わかった』

「それと…ポッターが医務室に運ばれた」

『え！？っ、行ってみる』

セブルスが頷くのを見て、私は図書室を後にした。

医務室へ行くと一つのベッドに人集りが。

『ハリー？』

「A！」

『医務室に運ばれたって聞いて…大丈夫なの？』

「痛くはないんだけど…その、骨が」

右手がぐにゃんと曲がって、あまりの驚きに声が詰まる。

何があったのか話を聞くと何者かがブラッシャーを操り、ハリーにけしかけていたようだ。無事にスニッチは捕まえられたものの、箒から落下して骨を折ってしまったという。
そして折れただけなら良かったものの、ロックハート先生が骨を治すよう呪文をかけるも失敗して、ハリーの腕の骨を消してしまったらしい。

『ほんとに…お大事にしてね』

「ありがとう、A」

「Aは本当にスリザリンか？ってくらい、優しいし気の使える子だよね」

『友達の心配をするのは当たり前のことよ』

マダムポンフリーからの話を聞くと、どうやら骨の再生には時間がかかるらしく、しばらくは医務室通いになるそうだ。

ハリーと、グリフィンドール寮のみんなに改めて挨拶をして私は医務室を後にした。

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