【ハリーポッター】きみといきたいⅡ (ページ11)

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言葉は刃物_03 ページ11

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you side

ロンのナメクジも落ち着いて、私も寮へと戻ることにした。幸いまだ選手の皆は戻ってきていないみたいだった。

どんな顔で合っていいかわからなかったから良かった。
いつものソファーに腰掛ける、うーん…なんて伝えよう。ドラコとはこれからも…ちゃんと仲良くしていきたい。

なんて話そうかな…なんて、考えていたら…いつの間にかウトウトしてしまっていたようで。

ハッとした時にはドラコが隣に座っていた、本を片手に。
目の前にはクラッブゴイル、ミリセントとダフネ、ブレーズにセオドール…いつものメンバーが談笑していた。

「気持ちよさそーに寝てたな」

「こんな所で寝ちゃうなんて珍しいね」

『わー恥ずかしい…おはよう…』

そこからボケっとみんなの話を聞いていた。あの授業はどうだ、とかセブルスの授業は課題が多すぎる！とか、そんないつもの会話。

そんなみんなの会話の中…チラッと、ドラコへ視線を向ける、するとドラコも本から目線を私に向ける。

「夕食までまだ時間はある…少し話さないか」

『…話す』

「僕らは先に大広間に行っているからまたあとでな」

「はーい、ちゃんと仲直りするんだよー」

ちょっと気まずい雰囲気だったのがバレていたのかミリセントは私達にそう言ってウインクをした。彼女らにも気を使わせてしまってたようだ、申し訳ない。

そんな彼女に小さく手を振ってドラコの後を追い談話室を出る。

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