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降谷side
廊下を歩いていると眠そうな顔をした早川が仮眠室の方へ向かって歩いて行くのが見えた。
あいつ、寝てないのか。
そう言えば僕の壊した物の資料の処理で寝てないとか言ってな。
「おい、早川」
『.....何。私眠いんだけど』
＿＿＿＿俺の所為で仕事を増やしてしまって悪かった＿＿＿＿＿
そう言えれば良いのだが、「お前、寝てないのか。凄い顔してるぞ」と煽るような発言をしてしまう。
いつもそうだ。早川になにか優しい言葉をかけようとして毎回失敗する。
僕は子供か！素直になればいいものを、まいどまいど.....。
『は？？？マジであり得ないんですけど。
あんたの後始末をしてやってこんなになってるのに何その態度』
「うるさい。さっさと寝ろ」
『あんたが話しかけて来たんでしょ！？』
ほんと無神経な男だねあんたは！！早川は俺を睨む。
睨まれて当然だ。完全に今のは俺が悪い。
『もういい。とにかく私寝るから。あんたいつまでここに居るの』
「あさってまでだ。そんなに長くくそ女と書類仕事なんてうんざりだな」
『それはこっちの台詞なんですけど！』
ほんとあんたクソね！！早川はそう言い捨てて仮眠室へと向かって行った。
またやってしまった。
今度こそ彼女から嫌われてもおかしくない。
「はぁ」
僕は深いため息をついて自分のデスクへ戻った。
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なみ - とっても面白いです。更新楽しみに待っています！！続きが楽しみです！ (2019年8月8日 10時) (
レス) id: 0ffda98372 (このIDを非表示/違反報告)
SHINO - 面白いです！更新待ってます！ (2019年4月14日 21時) (レス) id: 5129f74190 (このIDを非表示/違反報告)
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