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『はぁ....全然終わんないし.....』

潜入捜査をしている身でも警察庁で書類作業をしなければならない。
まぁ、社会人なら仕方が無い。
だけど、手元にあるのは全て、器物破損の資料。
そう、私は降谷が捜査で壊した物への資料請求の書類を書かされている。

ふざけんな!!!
なんで私があんな奴の資料を書かなきゃいけないんだ!!

『(あのクソ野郎、いつも来ない上にこの資料だけよこしてきやがって....)』

私は降谷と違ってそこまで大きな組織の潜入捜査ではなく、小さな組織へ潜入している。
だから私は降谷に比べれば警察庁へ来れる回数が多い。
まぁ、そのかわりに潜入している場所の数で言えば私の方が遥かに多いんだけど。

『(降谷は降谷で大変なんだろうけど)』

幼なじみを亡くして警察学校の仲間は全滅。
その話を聞いてしまうと、あんなクソ野郎でも仕方ないかぁ、なんて思う。
嫌いだけど。ほんとに嫌いだけど。

私はちらりと時計を見た。

『(もう日付回ってるじゃん)』

時計は夜中の1時をさしていた。
私は席から立って休憩室へ向かう。

休憩室に着くと自販機のホットコーヒーのボタンを押す。
ガコンと言うコーヒーが出て来る音を聞いてからそれを自販機から取り出す。
缶の蓋を開けて暖かいコーヒーを飲みながら窓の外を見た。

強い光、弱い光色々な光が見える。
きっと普通の社会人なら恋人とこの奇麗な町の中を楽しく歩けるんだ。

『(私にも、純粋に普通に好きな恋人が居たらなぁ.....)』

私にはたくさんの恋人がいる。
けれど、どの人も任務の為の恋人なんだ。
私は好きじゃないし、好きになってもいけない。
もちろん正義の為に働くこの仕事が嫌いな訳ではない。
それでも、任務じゃない本当の恋人が欲しいな、なんて。

『(そんな願い、叶うはず無い)』

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SHINO - 面白いです!更新待ってます! (4月14日 21時) (レス) id: 5129f74190 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:数の子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年4月3日 9時

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