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「降谷!!!お前が自分で起こしに行くと言ったんだろ!!!何時間待たせれば済むんだ!!!」
「申し訳ありません」
「ごめんですんだら警察はいらねえんだよ!!お前何年けいさやってんだ!!」

石原さんの部屋に着くと、私と一緒に来た降谷を見るなり石原さんは怒鳴り散らす。
何時間待たせるとか言ってるけどこの人はいつも定時で帰るし仕事なんてろくにしてない。

『(してるのは私へのセクハラと部下への八つ当たり)』

2時間待たせるのはさすがに降谷が悪い。
ただ、何もしてないお前が怒るなとは言いたい。

『申し訳ありません。降谷が起こしてくれたことに気づかなかった私のミスです』

そう言って私は頭を下げた。
降谷を庇うなんて死んでもしたくないし降谷のことは嫌いだ。でも、上司の機嫌を取るのは社会人にとっては当たり前のこと。やらなくてはならない事なんだ。

「……早川に免じて今回ばかりは許してやろう」

原さんはそう言ってから私と降谷の間に立って私の臀部を触る。あぁ、またこれか。
ていうかこの人、部下のいる前でよくこんな堂々とセクハラできるな。大方、降谷が自分に何も言えないことを知っての行動だろう。

「早川くん、今回の作戦の資料が届いたんだ」

君に見て欲しくてね。
石原さんはキスができる位の距離の顔の近さで言う。きったねえなこのクソジジイ。
ちらりと降谷を見れば少し怒っているようだった。なんでお前が怒るんだよ。

「降谷は席を外していいぞ」
「…………はい。失礼しました」

明らかに不機嫌そうな顔をしながら降谷は部屋を出ていく。
あいつはいつも正義であろうとする。私のことを馬鹿だのクソ女だの言うけれど同僚がセクハラを受けているのを見逃すのが悔しいのだろう。
何やかんや言って、あいつは悪い奴ではない。

『(まぁ、嫌いだけど)』

私はそんなことを考えながら自分の腰やら尻やらを触ってくる上司の話を聞いていた。

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SHINO - 面白いです!更新待ってます! (4月14日 21時) (レス) id: 5129f74190 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:数の子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2019年4月3日 9時

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