クソ女とクソ男45(田噛目線) ページ45
教室に向かう。
が
Aがマジで猫をかぶるのを止めたので
俺意外の奴らが状況をつかめていない。
...........説明するのだりぃな。
「......ねぇ、田噛.....A........」
「説明するのだりぃから本人から聞け」
「......え.....で、でも.......」
「おいクソ」
俺がクソと呼んでもAは振り向かない。
..............当たり前だけど。
「お前の事だよA」
「あ？ふざけんな、私はクソじゃねぇ。
可愛い可愛いAちゃんだ。その無駄に賢い頭に叩き込んどけ」
「佐疫達がお前のクソモードを受け入れられないんだとさ」
可愛い可愛いAちゃん発言を無視して
そのまま話を進める。
「..................あ？お前が説明すればいいだろ」
「なんでお前の事を俺が説明しなきゃいけねぇんだよ」
「てめぇのせいでこうなってるからだろ」
.............まぁ、そうだろうと思った。
Aなりに考えた結果がこれなんだ。
俺をいくら避けたって何も見返りはない。
佐疫に振り向いてもらう事は無理。
だからもう猫をかぶるのはやめよう。
そんなところか。
「私は今日から私のしたい様に生きる。
もちろん仕事をしない、勉強をしないの話じゃ無い。
ただ、前みたいにニコニコ笑って生きるのを止めるだけ。
それ以上もそれ以下も無い。
受け入れられなくても受け入れろ」
俺以外の奴らは驚いたような顔を浮かべる。
そりゃそうだ。
今まで獄卒1の美少女と呼ばれ、顔良し、性格良し、成績よしだった奴が
今日から、口も愛想も性格も悪いクソ女になるんだし。
俺はまたAと話せる可能性が増えた。
それだけで顔がニヤけてしまう。
クソ女とクソ男46(田噛目線)→←クソ女とクソ男44(田噛目線)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
数の子(プロフ) - 木舌love氏さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2017年1月16日 6時) (
レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
木舌love氏 - 続きが気になります！頑張ってください！ (2017年1月16日 2時) (レス) id: bd5d392b34 (このIDを非表示/違反報告)
数の子(プロフ) - リオさん» ありがとうございます！更新がんばります！ (2017年1月14日 7時) (レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - 面白いです！更新頑張ってください！ (2017年1月13日 21時) (レス) id: 32d2ecd78b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：数の子 | 作成日時：2017年1月10日 15時
