クソ女とクソ男24 ページ24
「佐疫を好きになったのは私がまだ13歳の時」
「話せなんて言ってねぇよ」
「良いから聞けクソ。
私はまだこんなに猫かぶってなくて、
女子力なんて皆無だった」
「今自分で女子力皆無って認めたな」
「黙って聞け。
ある日音楽室からピアノの音が聞こえたの。
ドア開けてみると佐疫がピアノ弾いてて、
私がその姿を見てるのを佐疫に気づかれてんだ。そしたら佐疫は笑顔で
『ねぇ、聴いてみてくれないかな？』って言ってくれたの。
それから、毎日佐疫のピアノを聴いて、
私はおそるおそる『好きな女の子の性格とかある？』
って聞いたんだ。そしたら
『優しくて、笑顔が可愛い子かな』
って照れながら言うんだ。天使かなって思ったよね。
その日から私は猫をかぶるようになったんだ。
どう？少女漫画みたいでしょ？
今の私も可愛いけど、昔の私も可愛いでしょ？」
「..............なげぇよ」
「うるせぇな」
とにかく私は佐疫の事を愛して止まないんだよ。
クソ女とクソ男25(田噛目線)→←クソ女とクソ男23(田噛目線)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
数の子(プロフ) - 木舌love氏さん» ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2017年1月16日 6時) (
レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
木舌love氏 - 続きが気になります！頑張ってください！ (2017年1月16日 2時) (レス) id: bd5d392b34 (このIDを非表示/違反報告)
数の子(プロフ) - リオさん» ありがとうございます！更新がんばります！ (2017年1月14日 7時) (レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
リオ - 面白いです！更新頑張ってください！ (2017年1月13日 21時) (レス) id: 32d2ecd78b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：数の子 | 作成日時：2017年1月10日 15時
