【獄都事変】クソ女とクソ男【田噛】

クソ女とクソ男16 ページ16

「今日の授業は8時から16時までです。

授業を行う教室を発表します


1-1、○○科、○○室、○○部署

1-2、特務室、○○部署、○○会

1-3、..................

..................」








私達が朝食を食べていると
放送が流れてきた。




ここには講義室が全部で13部屋ある。



そしてその13部屋全てを使うので相当な人数がテストを受ける。








私たち、特務室は1-2。

つか田噛と同じとか、死にたいわ。





まぁでも佐疫とも同じって事だから。




ここはポジィブになろう。









「なぁ！A！1-2ってどこだ！？」





なんで平腹は知らないの？

......そっか、馬鹿だもんね。不毛な質問してごめん。







「書物庫の前の教室だよ」

うわ、教えてあげる私マジ優しい。






「書物庫ってどこだ！？！？！？」



..........。

それがわかないと説明できないんですけど。






「....え、えっと.........あ！じゃあ一緒に行こうよ！」








行きたくないけど、私の好感度をあげる為に提案をする。









「おう！！よっしゃあ！1-2行くぞおおおおおおおお！！！！」









え？何、そんな感じのテンションで行くの？

場違いじゃない？









「.......おまえ佐疫と行か.....いッ！！」






田噛がよけいな事を言いそうになったので

私が勢いよく足を踏む。









「なに？どうしたの、田噛くん？」









「.........」






田噛は私を睨み、またご飯を食べ始める。

よけいな事言うお前が悪いんだよ。



このクソ。

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