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組織に与えられた自分の部屋に居るとコンコンとドアを叩く音がした。
誰が来たのか大体の予想がついた。
「どうぞ」
そう俺が答えればドアが開かれる。
入って来たのは案の定、ズームだった。
「今日はどうしたんですか」
ズームは「むふふ」と奇妙な笑い方をして右手に持ったケーキの箱を掲げた。
「これ！ベルモットから貰ったの！一緒に食べよう？」
みるからに高級そうなケーキの箱だ。
本当にベルモットはズームの事が大好きなのだと実感させられる。
そしてズームはポケットからUSBメモリをとりだし、
「ついでに、この前頼まれたデータも出来たし！」
と笑顔で言った。
何故データを渡す事がついでなのかと言いたくなるが、
その言葉を飲み込んで「じゃあ僕紅茶淹れるんでそこに座っててください」と目の前にあったソファーにズームを座らせる。
「バーボンとお茶できるなんて嬉しいな〜」
「いつもの話じゃないですか」
「じゃあ、いつも嬉しい！！」
そう言ってズームは笑った。
あぁ、吐き気がする。
本当に彼女の笑顔は大嫌いだ。
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暁(プロフ) - 私の好みドンピシャです！ありがとうございます！更新待ってますね！ (2018年3月28日 0時) (
レス) id: 056a8fea55 (このIDを非表示/違反報告)
紅蓮(プロフ) - こんな作品待ってたんです！！更新、とっても楽しみにしてます（＾Ｏ＾☆♪ (2018年2月10日 14時) (レス) id: 39bfad530b (このIDを非表示/違反報告)
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