111 ページ11
降谷side
「......早川......？」
俺が飲み物を買って早川のもとへ戻ると、
早川は泣いていた。
彼女の視線の先を見るとそこには風見とその彼女と思われる人物が居た。
風見の彼女なのだろうか。いいや、多分違うだろう。
風見はこちらに気づいているのだろうか。
.......多分、気づかないふりをしているのだろう。
早川は風見の事になるといつも必死だ。
あぁ、何で俺じゃないんだ。
そんな時、俺の頭にある思いがよぎった。
今なら早川を俺の物にできるのではないか、と。
自分でも性格が悪いと思う。
けれど、それでも俺は早川に振り向いて欲しかった。
「早川、大丈夫か.....？」
俺は優しく早川に声をかける。
「っ！降谷さん...！すみません。私なんで泣いてるんでしょう」
早川は無自覚なのだろうか。
そうだとしたら、都合が良い。
「早川、俺なら.......
俺ならお前にそんな顔させないよ」
「.....ッ」
動揺する早川に俺は更に追い打ちをかける。
「俺と、つき合ってみないか？」
そう言うと俺は
大粒の涙を流している早川の唇にキスをおとした。
__________________風見にみせつけるように
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 304人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
数の子(プロフ) - 扇スバルさん» では、こちらも叫ばせて頂きます...スゥッ、コメントありがとうございまああああああああああす！！！邪魔する降谷さんは自分の趣味でえええええええす！！！じれったいと思いますがこれからもよろしくおねがいしまああああああああす！！(失礼しました更新頑張ります） (2017年11月3日 6時) (
レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
扇スバル(プロフ) - 突然のコメントながら叫ばせて頂きます…スゥッ、風見ぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ！！！！！！！！！両片想いとか懐かしいね少女漫画ですか早くくっつけお前らあと降谷さん邪魔ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！←（失礼致しました更新頑張って下さい） (2017年11月2日 23時) (レス) id: 67fea2266c (このIDを非表示/違反報告)
愛流(プロフ) - 数の子さん» いえいえ(∀｀*)ゞ 私も勉強苦手ですw これからもお身体を大切にして、更新頑張ってください！ (2017年10月31日 19時) (レス) id: 0e1226e354 (このIDを非表示/違反報告)
数の子(プロフ) - 愛流さん» オワじゃなくてオアなんだ初めてしった((私が勉強ができない事がバレてしまう間違いですね....ご指摘ありがとうございます！大好きと言って貰えてとても嬉しいです！更新ペースが遅くならない様に頑張ります！ (2017年10月31日 19時) (レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
愛流(プロフ) - トリックオアトリートじゃないでしょうか？ この作品大好きです！ (2017年10月31日 19時) (レス) id: 0e1226e354 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
