検索窓
今日:4 hit、昨日:6 hit、合計:132,522 hit

61 ページ7

降谷side

「やっぱり安室さんの彼女だけあって美人ですね!」
「そんなこと無いですよ。私には安室さんみたいな素敵な人もったいないですし」

蘭さんと早川は話に花を咲かせる。
蘭さんと仲良くしている早川を見ると普通の女の子なんだと実感させられる。
腐女子なだけなんだな(遠い目)
あと素敵な人とか、あんまり恥ずかしい事言わないでくれ。

「ねぇ、安室さん」

テーブル席で話している二人から逃げる様にコナン君がカウンター席に来て僕の名前を呼んだ。
ちなみに毛利先生は「つき合ってられっか」と言ってさっき店から出て行ってしまった。

「なんだい?コナン君」

「Aさんって安室さんの彼女なの?」

コナン君は僕の立場を気遣って小声で言う。
「もちろん、違うよ。この店の特集を見て僕がここにいる事を知らずに来たらしいんだ」
「へぇ、じゃあやっぱり風見さんの彼女なの?」

「それも違うらしいね。二人は幼なじみなだけみたいだよ」
「そっか」

コナン君は早川腐女子事件についてはなにも触れなかった。
早川に気を使ったのだろうか。

「あ、もうそろそろ行かないと」
「じゃあ、私も行こうかな」

蘭さんと早川は立ち上がる。

するとコナン君は「僕まだジュースのんでないんだけど....」と困った顔をした。
これは嘘だ。きっとコナン君は早川に興味があるのだろう。

「でも、もう園子と遊ぶ約束の時間になっちゃうよ.....」
蘭さんは困り顔で時計を眺める。

成る程、だから蘭さんはいつもよりしっかりした格好をしていたのか。

「僕一人で大丈夫だから蘭姉ちゃんは先に行ってて良いよ」

62→←60



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (131 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
274人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

数の子(プロフ) - salomeさん» 期待に答えられる様に頑張ります! (2017年10月17日 7時) (レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
salome(プロフ) - この後どんな展開に為って行くか分からないけど降谷さん夢主に告ったから猛アタックする展開が良いな (2017年10月16日 21時) (レス) id: 31aa9c013b (このIDを非表示/違反報告)
数の子(プロフ) - 星宮優さん» コメントありがとうございます!楽しく面白くと思って貰えると嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2017年10月15日 19時) (レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
星宮優 - いつも楽しく面白く読ませて頂いています。これからも更新頑張って下さい! (2017年10月15日 19時) (レス) id: e09e774fd8 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いいですよ私もけっこう好きなので (2017年10月14日 17時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:数の子 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2017年10月9日 7時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。