76 ページ22
降谷side
「えっと、あ、え、その、はい」
早川は絵に描いた様に動揺する。
あぁ、こんな事言うつもりなんて無かったのに。
でも、何にもしなければ早川は誰かの物になってしまう。
「俺は、早川の事が好きだ」
そう言って早川の顔を見る。
早川の顔はリンゴの様に赤かった。俺が告白をしたからだろう。
俺の事で顔を赤くしている事実が嬉しかった。
「顔、赤いな」
「ふ、降谷さんのせいです!
ていうか前見て下さい!こっち見ないでください!」
「可愛いよ」
俺は思った事を口にだすと早川はからかわないで下さいと更に顔を赤くする。
そうこうしているうちに早川の家の前までついた。
いろいろありすぎてここまでの時間が長く感じた。
「送ってくれてありがとうございました」
早川は俺の目を見ずに一礼するとそのまま俺に背を向ける。
俺はそんな早川に
「告白だから、考えておいてくれ」
と言った。
274人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
数の子(プロフ) - salomeさん» 期待に答えられる様に頑張ります! (2017年10月17日 7時) (レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
salome(プロフ) - この後どんな展開に為って行くか分からないけど降谷さん夢主に告ったから猛アタックする展開が良いな (2017年10月16日 21時) (レス) id: 31aa9c013b (このIDを非表示/違反報告)
数の子(プロフ) - 星宮優さん» コメントありがとうございます!楽しく面白くと思って貰えると嬉しいです!これからも更新頑張ります! (2017年10月15日 19時) (レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
星宮優 - いつも楽しく面白く読ませて頂いています。これからも更新頑張って下さい! (2017年10月15日 19時) (レス) id: e09e774fd8 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - いいですよ私もけっこう好きなので (2017年10月14日 17時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ