【速報】公安の腐女子にモテ期が来た件について

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コナン君を家まで送り、自分の家に帰る途中「A？」と後ろから私の名前を呼ぶ声がした。
誰だろう。そう思い、振り返るとそこには私の母親の早川千尋がいた。

「お母さん、久しぶり」
「A！ちょうど良かった！今から貴方の家に行こうと思ってたのよ！」
「......来るなら前もって連絡してよ」

お母さんは毎回急に私の家に来る。
なので私は腐女子を隠す時間が無いのだ。迷惑ったらありゃしない。

「それでA、最近裕也君とはどんな関係なの？」

お母さんはちゃかす様に言う。
お母さんは昔から色恋沙汰の話題が大好きなのだ。
だから昔から裕也と私がいつつき合うのかとちゃかしてくる。

「.....またそれ？裕也と私はただの友達だって」
「って事は今彼氏いないの？」
「何で裕也と友達だと彼氏がいない事になるの？」
「じゃあいるの？」
「......いないよ」

私の傷口をえぐるのは止めてもらっていいですか？
彼氏とか大学生の時以来いねぇわ。
しかも最後の彼氏とか腐女子バレて降られたあと三日後に新しい彼女つくってたからな。
そのときマジで殺そうかと思ったわ。

「なら丁度良かった」
「は？」

ふざけんなよこのばばあ。
人が彼氏いない事実に丁度良かったとか言ってんじゃねぇよ。

「おみあいの予定をくんだのよ！」

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