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「早川」
会議の終わりに私を引き止めたのは降谷さんだった。
「はい」
私は降谷さんの方へ向かう。
「なんでしょうか」
私がそう言うと降谷さんは可愛い顔から真剣な顔に変わる。
うほ、イケメン。
「お前、今日の会議聞いてなかっただろ」
「.......え？」
「今日の会議で資料の説明するときだよ。風見に助けてもらってただろ」
ばれてた〜。
バレなくてすんだわとか思ってたけど、普通にバレてた〜。
「早川がミスするなんて珍しいからな。調子でも悪いのか」
むしろめちゃめちゃ調子いいわ。
新しいイケメンの登場で私のテンションマックスだわ。
聞いてなかったのは降谷さんが男にモテモテな事実に萌えていたからです。
タラシ降谷さん、最高ですわ。
「いえ、あの時はすこしぼーっとしてしまって。すみません」
「こんどから気をつけろよ」
降谷さんは少し笑うと急に表情が変わる。
「なんのようだ、赤井秀一」
降谷さんの視線の先にはさっきの降谷さんの彼氏と思われる人物がいた。
「君は新入りか？」
降谷さんが睨んでいる事なんて気にも止めずに赤井秀一と呼ばれた男は私を見る。
私が返事をしようとした瞬間、
私と赤井さんの間に降谷さんが割り込む。
「僕の部下に手を出すんじゃなくて、さっさと帰ったらどうです？」
なんだこの展開は！！
つまり降谷さんの言ってる事は「何で先に僕じゃなくてコイツに話しかけたんだ」って事ですよね。
嫉妬ですね。可愛いですね。天使なんですか？
「ほー、降谷くんがそんなに必死になるなんてな」
降谷『くん』だと.....？
降谷さんをくん呼び.....？
なにそれ可愛い.....。
あの出来る上司の降谷さんがくん呼びされてるとか可愛いすぎる...。
「可愛い部下を守るのに必死にならない上司はいませんよ」
みなさん聞きましたか。
今私イケメンに可愛いと言われました。
人生最大の事件です。
でもきっとそれは赤井さんを嫉妬させるための作戦なんですよね。はい。
すると赤井さんは少し笑い、
「またこんど」
と私の目をみて言った。
おっふ.....。
また会うイケメンと約束しちゃった.....。
人生最大の幸せの瞬間だ.....。
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推しが尊いマン(プロフ) - 始まりから面白すぎwww最高でございますｯw (2020年12月4日 14時) (
レス) id: ae253cfa81 (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀 - 評価100票め頂きました！最初から面白すぎです。素晴らしい作品をありがとうございます！ (2018年5月21日 4時) (レス) id: 28248091e8 (このIDを非表示/違反報告)
数の子(プロフ) - 雨令さん» 神作なんて....そんな....！雨令様はなんて嬉しい事を言ってくれるのですか...！緋色組を人間国宝にしない世の中はおかしいですよね。降谷さんをカッコいいと思っていただけて嬉しいです！これからも更新頑張ります！ (2017年10月31日 18時) (レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
雨令 - 最高ですね。神作！！降谷さんがイケメン過ぎてもうやばいですね！緋色組とかマジで人間国宝！！！！赤安の神っぽさにはもう悶絶しまくってやばかったです，これからも更新頑張って下さい！！応援しています！！ (2017年10月30日 19時) (レス) id: ce2cbee5ea (このIDを非表示/違反報告)
数の子(プロフ) - ひゆめさん» コメントありがとうございます！赤安、降風ですね。この小説を書いてると「もしかして赤安と降風の需要無いんじゃ....」と思う事が多いのでそう言って貰えると嬉しいです！更新頑張ります！ (2017年10月3日 19時) (レス) id: 06c0b3bcd5 (このIDを非表示/違反報告)
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