【悲報】公安に腐女子が来た件について

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「おはようございます」

私がそう言うと

「早川、おはよ」
「Aちゃんおはよ〜」

と、いつも通りの挨拶が返ってきて少し安心する。

私は自分の席について早速仕事にとりかかった。




昼になり、いつも通り裕也と昼を食べようと思ったが、
「今日は俺とたべるぞ〜」

と河合さんがむりやり私の手を引き連れ出す。

「あの！私はゆうやと.......」
「俺だってお前と仲良くしたいの〜」

私は裕也に助けを求めようと視線を送るが、

「がんばれ！」と言わんばかりの笑顔をむけられた。

おい裕也！助けろよ！！！！


風見side

俺がいつも通り仕事をしていると
「俺は今日こそ早川と一緒に飯を食う！」

と河合が俺に宣言をしてくる。
こいつ、ほんとにAの事好きだな。あいつ腐女子だぞ。目さませよ。

「そんな事言ってないで仕事しろ」

「そんな事って言ってるけどいっつもお前が早川をひとりじめするんだろ！？」

ひとりじめって。お前子供かよ。
あと、俺が独り占めしてるんじゃなくて俺が独り占めされてるんだよ。

いつも昼誘ってくるの向こうだからな。

「今日お前絶対に早川と昼行くなよ！？絶対だぞ！？」
「分かったから早く仕事しろよ」

「絶対だぞ！？絶対だぞ！？」

河合はそう言いながら自分のデスクへ戻って行った。





昼になり、河合は宣言通りにAを昼に誘っている。
誘ってるって言うか無理矢理連れて行くっていうか。

まぁ、そんな感じだ。(適当)

「あの！私はゆうやと.......」
「俺だってお前と仲良くしたいの〜」

おい河合....本人嫌がってるぞ。
AもAで一緒に行ってやればいいのに。

すると、Aがこちらに助けを求める視線を送って来る。

俺は「がんばれ」と言う意味を込めて笑顔で返した。
あ、A怒ってんな。

すまん。お前助けると俺が面倒な事になるんだ。

お前は尊い犠牲だったんだよ。

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