ゴースト娘は憧れる【ヒロアカ】 (ページ16)

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決行ページ16

というわけで緑谷君を近くの公園に呼び出した。

「Aさん、どどど、どうしたの？」

目に見えるぐらいの動揺である。もうこうなったら逆に聞きにくいまである。

『今日緑谷君、個性把握テストで個性使ってたよね。

　あの時、無個性だって言ったのって嘘？』

俯いて台本を思い出す。次なんて言えば良いんだっけ。

「っ嘘じゃ無いよ！！....でも.....」

たじろぐものの目を逸らし、俯いてしまう。

もう一押しか？

手を握り、自分の....その、....胸に持っていく

「！？Aさん！？その、当た......」

『緑谷君、今辛そうだし.....お願いだから、私にも話してほしい。』

そのままの勢いでシャツの裾を掴み、顔を寄せる。

勿論胸は当たっている。うわぁ死にたい。

顔を上げると、

「！？わわわわかった、話すから＿＿「オイコラクソナード、殺す！！！！」かっちゃん！？」

緑谷君に爆破で殴りかかる爆豪君がいた。

何やっちゃってくれてんの君。

「ランニングしてたらテメェは何してやがンだ......！！」

「ごごごごめん、Aさん！！また今度話するから！！」

そのまま真っ赤な顔をした緑谷君は有耶無耶にして帰ってしまった。

『もうすぐ聞けそうだったのにさぁ』

抗議をしようとするとTHE・不機嫌の爆豪君が居た。

いや、君がぶち壊したんですけど。

「おいテメェ、誰が抱きつけって言った」

『いや、その....雰囲気的に？勢い的に......？』

腰をがっしり掴まれる。

「.....テメェ...もう一回すんぞ」

『ごめんなさい二度とこんな真似しません』

聞けと言ったり邪魔したり

何なんだ本当に。