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ようやく落ち着き、我に返る。
HRサボっちまったな。
でも、こんな顔じゃ教室行きづれぇ。
風が吹くと顔がスースーする。
全く、泣くとかガキじゃあるめぇし。
ダセェな。
鬼「このまま昼休みまでサボっちまっおっかな」
そんな独り言を呟いていると、
下からキィと扉の開く音がした。
まさか、先生！？
水「あ、先輩いた。
こんなとこで何してるんですか？」
ゲッ…………今1番会いたくない奴に
会ってしまった………
鬼「お前こそ。こんなとこに何しに来たんだ？」
水「さっき先輩が走ってどっか行っちゃった
から、探しに来たんですよ」
は？なんでわざわざ俺なんかを？
意味わかんねぇ。こいつの考えてることが。
水澄は周りの奴らとは、少し違う。
みんなは俺を見ると、怖がって離れていく。
でもコイツは、怖がるどころか俺に近づいて、
話しかけてくる。
鬼「お前、変わってるな」
水「………先輩だけには言われなくないですね」
鬼「喧嘩売ってるのか」
話が少しズレかけたから、
俺は少し間を置いてから質問する。
鬼「……変わってるだろ。だいたい俺なんかに
話しかけてくるの、おまえぐらいだぞ。
なんで話しかけてくるんだ？」
水「嫌でしたか？」
鬼「別に嫌じゃねぇけど、ただ気になった
だけだ。お前だけ、周りと違うから……」
水「…………そうですね。特にこれといった
意味はないですけど。最初初めて話した時、
噂と全然違くて、思ってたよりも穏やかで、
話しやすかったから？ですかね」
なんだそれ。たったそんな事で
こんなに話しかけてくれるもんなのか？
鬼「フハッなんだそれ！」
俺は今まで自分が思い込んでた事が
急に馬鹿らしくなって笑いが込み上げた。
水澄はそんな俺を見て目を見開いていた。
水「先輩って笑うんですね」
鬼「あ”？そりゃ人間だから笑うだろ。
俺のことなんだと思ってたんだよ」
水「いや、今まで怒ってるような
眉間にしわ寄せた顔しか見たことなかった
から。今の超レアですね」
家族以外の奴とこんなに話したのは
いつぶりだろう。
多分、水澄が来てから5、6分位しか
経っていない。
けど、俺にはこの時間がとても長く感じた。
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リト(プロフ) - つくづく昔の絵が下手すぎて恥ずかしいですね笑 (2021年8月17日 22時) (
レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 久しぶりに更新！そして画力もupしました！ (2021年8月17日 22時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - トゥルルさん» ありがとうございます!!!!!!!!!そうなんですよ、私の妄想を爆発させたかっただけです笑 (2021年8月17日 21時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
トゥルル - 自分向けじゃないですか！？え？ちゅき、、ちゅきぃぃ(キモ）たまにあるイラストと２人の絡みにやられてます、、、更新応援してます！ (2021年8月4日 21時) (レス) id: 8bb533ad2d (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 150評価！？ありがとうございます！！！ (2021年6月1日 20時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リト | 作成日時：2019年7月7日 1時
