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眩しいくらいに日が出ている朝。
太陽が眩しくて目を細めていると、
生徒数人がいつもより俺から離れて登校する。
そんな中、1人だけ違う奴がいた。
「おはようございます。先輩」
鬼「なッ、お前…」
話しかけてきたのは、
イケメンで有名な水澄一颯。
生徒会の挨拶運動なのか、
腕に『生徒会』と書かれた腕章を着けて
校門前に立っていた。
鬼「お前、俺に話しかけたりしたら
周りから不審がられるぞ？」
校門を通る生徒たちが
変なものでも見るかのように、
俺たちの横を通り過ぎていく。
俺がそう言うと、水澄は笑い出した。
水「フハッ！先輩、朝から
笑わせないでくださいよw」
一体どこに笑う要素なんてあったんだ？
こいつのツボがさっぱりわからん。
鬼「兎に角、俺に話しかけない方がお前のーー」
水「いいんですよ」
俺の話を遮り、水澄は
少なくとも俺が今まで見たことの無い、
まるで花びらが舞いちってきそうな優しい顔で
水「オレは、先輩と話したいですし。
周りの目なんて気にしませんよ」
と言ってきた。
その瞬間胸がざわめいた。
あぁ、なんだこれ。
今まで生きてきた中で、
こんなこと言われたこと無かった。
みんな離れてしまうから。
遠ざかってしまうから。
そのせいなのか、
胸が苦しくて、でも暖かく感じて。
目の奥が、何故かじんじんして……
わかんねぇ。なんだこれ。クソッ。
水「先輩？どうしました？」
鬼「…なんでもねぇ。さっさと仕事戻れ」
俺はその場を早く離れたくて、
小走りで校舎に向かった。
階段がなくなるまで走り、
目の前に扉だけが見えた。
扉を開け、顔にふわっと風が当たる。
鬼「はぁ………………はぁ…………」
流石に走って階段駆け上がるのは疲れるな。
少し息が整ってから、
俺は屋上のハシゴを登ってさらに上で休む。
水澄が言った言葉がふと頭をよぎり、
また胸がキュッと苦しくなった。
鬼「クソッ。……………痛てぇんだよ。コノヤロー」
また目の奥がじんじんと熱くなってきて、
俺は思わず足を抱えうずくまった。
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リト(プロフ) - つくづく昔の絵が下手すぎて恥ずかしいですね笑 (2021年8月17日 22時) (
レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 久しぶりに更新！そして画力もupしました！ (2021年8月17日 22時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - トゥルルさん» ありがとうございます!!!!!!!!!そうなんですよ、私の妄想を爆発させたかっただけです笑 (2021年8月17日 21時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
トゥルル - 自分向けじゃないですか！？え？ちゅき、、ちゅきぃぃ(キモ）たまにあるイラストと２人の絡みにやられてます、、、更新応援してます！ (2021年8月4日 21時) (レス) id: 8bb533ad2d (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 150評価！？ありがとうございます！！！ (2021年6月1日 20時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リト | 作成日時：2019年7月7日 1時
