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水「あ、先輩。オレそろそろ帰りますね。
あんまり長居しても悪いですし」
鬼「あ、あぁ。」
窓の外を見ると、
もう日が傾き沈もうとしている。
結構長い時間看病してくれたんだな。
今度お礼しないと。
水澄は身支度をして立ち上がる。
水「それじゃ、先輩。お大事に」
鬼「………」
「またな」その一言が出てこなかった。
それよりも先に、手が、水澄の制服の裾を
掴んでいた。
何故だか急に「寂しい」という気持ちが
湧き出てきて、反射的に掴んでしまった。
鬼「あっ………わ、悪ぃ！いや、えっと、
これは違くてだな。あれ？
何言ってんだ俺……」
自分でも混乱して何を言ってるのかすらも
分からなかった。
何を言い訳しようとしてるんだ俺は？
そんな俺を見て水澄は、ベッドの横に座る。
鬼「み、水澄？」
水「先輩。今、なんでオレのこと
引き止めたんですか？」
少し食い気味に聞いてくる水澄。
そんなの俺だって知りたい。
鬼「わ、わからん。というか近い！」
水澄はベッドに身を乗り出し、
俺に覆い被さるようになっていた。
すると、とたとたと階段を登る音がした。
まさか！？
バタンと勢いよく俺の部屋の扉を開けたのは、
妹の華奈美だった。
華「おにーちゃーん！！ただいま！
おかえ、り………」
そして大きな声がだんだんと小さくなる。
それもそうだ。
男2人が、しかも1人はベッドの上にいる状態。
いくら華奈美が小さいと言っても小学生だ。
今どきの小学生は、
この状況を見たら意外と察する。
いや、察して欲しくない。
これは不可抗力だ。
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リト(プロフ) - つくづく昔の絵が下手すぎて恥ずかしいですね笑 (2021年8月17日 22時) (
レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 久しぶりに更新！そして画力もupしました！ (2021年8月17日 22時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - トゥルルさん» ありがとうございます!!!!!!!!!そうなんですよ、私の妄想を爆発させたかっただけです笑 (2021年8月17日 21時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
トゥルル - 自分向けじゃないですか！？え？ちゅき、、ちゅきぃぃ(キモ）たまにあるイラストと２人の絡みにやられてます、、、更新応援してます！ (2021年8月4日 21時) (レス) id: 8bb533ad2d (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 150評価！？ありがとうございます！！！ (2021年6月1日 20時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リト | 作成日時：2019年7月7日 1時
