2.6話 ページ17
A「あーむ。うまー!!」
このタコうまー!
生地も中がふわとろでおいしいー!!
私たちは、勉強会など捨てて、
たこ焼きパーティーに夢中になっていた。
あの勉強からの開放感最高!
夏「なぁ、せっかくのたこパだし、
何か他のもの入れてみねー?」
A「いいね〜!楽しそう!」
夏「んじゃ、皆色々入れてってな〜」
「「は〜い」」
私たちはそれぞれ生地を焼き、
その上に自分たちで考えた具材を入れていく。
テーブルの上にはタコの他に、
野菜や肉、チーズ、自分たちで持って来た
おやつなど、様々な食材が並べられている。
皆は何入れるのかな?
ジューーー
春「もうそろそろ良いんじゃないか?」
秋「おいしそうだねー。見た目は…」
春「中はどうなっているか
分からないからな(−_−;)」
そう、見た目はものすごく美味しそう。
だがしかし…問題は、
その中身!!
そう、これはある意味地獄なのである。
誰が何を入れたのか…それは誰にも分からない。
さすがにこれは、誰も動こうとは―――
冬「あむ」パク
「「あっ」」
いたーーー!!
勇者が今ここに君臨しましたっ!
さすが食の王様。
こんな何が入っているか分からないものを、
躊躇なく食べるなんて…恐ろしい子。
春「お、おい…」
夏「こいつ、なんてやつだ…
いくら食い意地はってるにもほどが…」
冬「・・・・うまっ」
「「まじかっ!?」」
A「雪宮くん運いいなぁ〜」
雪宮くんがたこ焼きを取ったところは、
雪宮くんから見て一番奥の右側。
となると、作ったのは…
紅葉野くん!
あの優しい爽やか王子ならありえるかも。
え〜いままよっ!
A「よしっ!私も!!」パクッ
はっ、こ、これは…
A「んっぐ…」
秋「えっ、はずれ!?」
夏「無理す―――
A「…うまー!!」
夏「えっ」
A「生地の中にこのモチモチとした食感!
これって、お餅?」
冬「あたり」
A「えっ、これ雪宮くんが作ったの?
天才だよ〜!」
たこ生地とお餅はこんなにもあうのかー
これは良い発見をしたっ!雪宮くんすごいなー。
さすが、だてにいつも食べ物食べてないねー。
秋「それじゃ、俺も」パク
A「どう?」
秋「ん、ん〜?」
紅葉野くんはなにやら不可思議な顔をしている。
一体何が入ってるんだろ。
秋「なんだろ、これ―――
26人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リト(プロフ) - ここまで読んでくださった読者様、本当にありがとうございます!第2作もありますのでよろしくお願いします!! (2020年4月25日 1時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - お気に入り登録者が増えてる! (2020年2月26日 19時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 表紙描きました! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 今回の話はあなたの(設定された)過去があります。私も主人公と重なる部分がありますね。私の場合、将来何になりたいかですかね。まだ確実には決まっていないんですよ。皆さんはどうですかね? (2020年2月7日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - びびちゃんさん» こんな作品を面白いなんてっ(泣)ありがとうございます!更新頑張れます!! (2020年2月5日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:リト | 作成日時:2018年12月2日 17時