2.4話 ページ15
A「ま。あんな子だけど、
独りだった私に唯一話しかけてくれた、
大切な親友なんだよね」
春「・・・・・」
て、なんで私こんな話を桜木くんに!?
ポム
ふと、桜木くんの手が私の頭の上にのった。
春「Aは友達思いだな。
オレ、お前のそういうとこ
好きだよ」
A「っ///////」カァァ
夏「おーい、2人ともー!
何してんだーおいてくぞー!」
春「ああ、今行く」
桜木くんの手が私の頭から離れていく。
びっくりした…
は、初めて男子に……
性格褒められた!
いつもは「オタク」とか「がさつ」とか
言われるけど、
生まれて初めて「友達思いだな」って言われた。
私は桜木くんが触れたところを
自分で触れてみる。
ちょっと、嬉しかった…かな。
* * * *
A「ここが、桜木くんの家…」
そこには、
ごく普通の家より少し大きめな家があった。
春「どうぞ」
4人「おじゃましま〜す」
私、男子の家に入るの初めてだ。
なんか、なんだろう。
他人の家に入るのなんて慣れてるはずなのに、
男子の家って思うと、何故か緊張する…
春「先、部屋行ってて。
飲み物とか持って行くから」
A「あ、じゃぁ私も手伝うよ!」
春「いいよ。Aはお客さんなんだし。
部屋で待ってて」
うぅ〜〜〜。でもなんか、
こういう時って落ち着かないんだよなぁ。
夏「Aちゃん。行こ」
A「う、うん」
桜木くんの部屋に行くと、
もう雪宮くんと紅葉野くんは先に入っていた。
おー。桜木くんぽい部屋だ。
壁はシンプルに白。
壁際には本棚やクローゼット、
写真とか置いてある棚があり、
窓際に机。その後にベッドが置いてある。
男子の部屋ってこんな感じなんだ。
私が入り口に突っ立って部屋を眺めていると、
桜木くんが飲み物とお菓子を持って来た。
春「あんまり人の部屋じろじろ見るなよ。
はずいだろ//」
A「あ、ごめん。つい」
あの顔、照れてた。
桜木くんでも照れるとかあるのか。
ちょっと可愛いかも(笑)
夏「よし!んじゃ、勉強会始めるか!」
-3分後-
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リト(プロフ) - ここまで読んでくださった読者様、本当にありがとうございます!第2作もありますのでよろしくお願いします!! (2020年4月25日 1時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - お気に入り登録者が増えてる! (2020年2月26日 19時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 表紙描きました! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 今回の話はあなたの(設定された)過去があります。私も主人公と重なる部分がありますね。私の場合、将来何になりたいかですかね。まだ確実には決まっていないんですよ。皆さんはどうですかね? (2020年2月7日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - びびちゃんさん» こんな作品を面白いなんてっ(泣)ありがとうございます!更新頑張れます!! (2020年2月5日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リト | 作成日時:2018年12月2日 17時