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2.2話 ページ13

(誰でもない side)



夏「Aちゃん遅いな〜」

秋「なにかあったのかな…」

冬「『ごめ〜ん、寝坊しちゃった〜』とか言って
  来そう」
 
夏「あ〜、いやでも、Aちゃん
  意外としっかりしてるとこあるから」

春「お前、しれっと失礼なこと言ったな」




待ち合わせ場所でAを待っていた。




夏「『途中で犬に追いかけられた〜』
  とか(笑)」

秋「なんで犬?(^^;)」

夏「じゃぁ、秋は?」

秋「ん〜そうだな、
  『階段を登っているおばあさんを助けてた』
  とか」

夏「優しいな」

冬「やっさしー(棒)」

秋「そうかな」

夏「春、おまえは?」

春「えっ、オレも?」

冬「流れ的に」

春「・・・えと、『ゲームしてて寝坊した』とか」

冬「Aなら」

秋「ありえるかも・・・」

夏「んじゃ!誰がAちゃんの
遅れてきた理由を当てられるか、
  勝負しようぜっ!!」




何故か、「Aがどうして遅れてきたのか」

勝負をしていた。





-15分後-





A「ごめーーん!みんな〜!」




私は走りに走り、

やっと待ち合わせ場所へとたどり着いた。




春「あ」

夏「やっとAちゃん来た〜」

A「いや〜、ゲームやってたら
  いつのまにか朝になってて寝坊して、
  あわてて家でたら近所の犬が
  ついてきちゃって、飼い主に返して
  階段を降りようとしたら、
  おばあさんが荷物持って階段
  登ってたから手助けしてたら
  遅くなっちゃった。
 

  ホント、ごめん!!」




私が今までにあった事をを話すと、

王子たちは何故かポカーンとした顔で、

私を見ている。




A「あれ?えと、みんな・・・?」




あ、もしかして嘘だと思われてるのかな。

いやいや、これホントに起きたことだからね!?

現実じゃありえないようなことだろうけど、

実際に起きたことだからね!!




秋「そんな・・・ここまで来るのに大変だったね」

A「え?」

夏「ああ、よく頑張ったな」

A「あの、」

冬「すげー、コンプリートしたー」

A「コンプリート・・・?」




一体なんの話をしてるんだろう。

頑張ったのはわかるけど、

コンプリートって?




A「あのー・・・
  まったく話が読めないのですが」



春「皆で勝負してたんだ。」



A「勝負?」

2.3話→←2話 勉強会って長続きしないよね



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26人がお気に入り
設定タグ:オリジナル , イケメン王子 , 夢小説   
作品ジャンル:ラブコメ, オリジナル作品
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リト(プロフ) - ここまで読んでくださった読者様、本当にありがとうございます!第2作もありますのでよろしくお願いします!! (2020年4月25日 1時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - お気に入り登録者が増えてる! (2020年2月26日 19時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 表紙描きました! (2020年2月17日 22時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - 今回の話はあなたの(設定された)過去があります。私も主人公と重なる部分がありますね。私の場合、将来何になりたいかですかね。まだ確実には決まっていないんですよ。皆さんはどうですかね? (2020年2月7日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)
リト(プロフ) - びびちゃんさん» こんな作品を面白いなんてっ(泣)ありがとうございます!更新頑張れます!! (2020年2月5日 23時) (レス) id: 96d4802982 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リト | 作成日時:2018年12月2日 17時

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