9色のバラ （ D.S ）

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この前の大介と会った正月休みは終わって仕事が普通た始まった。いつも通り過ぎる私はいつも通り上司に言われた通りの翻訳を勧めいつも通りの日々を送っている。
しかし少し変わったことといえば、あの幼馴染みと連絡取るようになったことだった。





「Aさんこれ確認お願いしてもいいですか？」




「あずちゃん了解。これ私の終わったヤツあずちゃんにお願いしてもいい？」




「さすがAさん、これ頂いておきます。確認してAさんの机の上置いておきます！」




うちの職場の決まりでは1度誰かが翻訳した者を第三者の人に確認してもらう決まりがある。なので後輩でありとっても可愛いうちのあずきちゃん(24)に私のを確認してもらいあずちゃんのを私が確認する。




確認を終え、帰る用意をしていると、大介から返信が来ていた。『今日俺もう仕事終わったんだけど、飯でも行かね？』ご飯のお誘いだった。別に家で食事の用意をしてる訳でもない私はまあいいかと思い『私も今終わった。ご飯良いけどどこ行くの？』とりあえず帰る準備をしよう。




『じゃあ、Aの職場の近くでもいいよ。俺が向かうわ』その返事通知で確認した私はとりあえず職場をでた。




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｢お待たせ、ごめんね大介待たせて｣




「あ、A。俺も今来たとこ。この店俺のおすすめの店だったんだよね来てもらってごめんね」




「さすがになんでも知ってますな…」




個室の料理屋さんなんて中々来ない私はさすがにキョドってしまったが、私より随分となれてる大介がリードをしてくれた。




「Aはなんの仕事してんの」





「ん？仕事？本の翻訳だったり、ごく稀に通訳とかしてるよ。」





前菜であるサラダを食べながら大介は私の仕事について聞いてきた。隠してる訳でもないし聞かれてないだけだったのでまさか大介にこれを聞かれると思ってはなかったので驚いたが私も普通に答えた。




「え、A通訳してんの？俺知らなかったわ…」




「まあ、聞かれなかったから答えてなかったしね。」





「びっくりした。そんなに英語出来たんだ」





「英語だけじゃなくて他国もやってるよ。」




意外と出来ちゃうんだぞというとこを大介にも見せたかった。大介はアイドルとして活躍してるけど私はなんも取り柄がないんじゃ幼馴染みとして恥ずかしいと思って勉強をしてきた。同じ大学に実はジャニーズ居たんだけど名前は…。




「え、何語喋れるの？」

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