9色のバラ （ D.S ）

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今日の大介は『雑誌の撮影した！Aも買って！』と来たので『今日もお疲れ様。私は家で仕事の纏めだったり大介に教えるの分かりやすくしてあげようと準備してるよ』と返信しておいた。




それを見た大介はいつも可愛らしい大介の好きなアニメキャラのスタンプで返して来てくれる。




今日もやる事やったし寝るぞと思いメイクを落としたりお風呂に入った後に化粧水を塗ったり色んなことをしてから寝床へ着く。



「明日も1日よろしくお願いします。神様。」




毎日そう言って眠りに入る。わたしのルーティンだ。




＿＿＿＿＿




朝になり今日も仕事へ行く。いつも通り用意をしていつもと変わらない一日を過ごす予定だった。



そう、予定だった。




「おはようございます、」




「あっ、Aちょっと大きな仕事が来ていてなこんなのバイリンガルの俺じゃ対応出来ないからAにかわって貰いたいんだが」




「え？どんなお仕事ですか？」




「通訳の仕事。」




通訳の仕事なんてまず来るのが珍しいのに課長じゃ対応出来ないってどういう事なのだろうか。
大きな仕事って言ってるし私なんかで務まるのだろうか？



「通訳のお仕事ですか？珍しいですね…」




「それが、いつも頼んでる通訳の会社がダメだったらしくその会社が俺らの会社勧めたらしくてそれで話が入ってきたんだけど相手が相手なんだよ。あと同行する国も。」




「同行する国！！？え、待ってください話が読めないです。しかも相手が相手とは…？」




「依頼出してくれたのジャニーズ事務所さんなんだよ。しかも1月末にデビューが決まってるあの何とかってグループがタイに行くらしいんだけどその付き添い通訳」




ジャニーズ事務所で1月末にデビューが決まっていて、タイに行く。
これはもう…ほぼ確というより確定でしかないグループしか出てこない。




「あぁ、合った合った。SnowManっていうグループなんだけど。Aお願い出来るか？」




課長はずるい。お願い出来るか？と聞いているがこの小さい会社でタイ語英語日本語がきちんと理解して話せるのは私しか居ないような物でもう1人タイ語が話せる子は逆にタイからの外国人であるから日本語がカタコトになりすぎてしまう事実私しか頼む相手が居ないような事だ。




「それ、私にお願いする気満々で受けましたよねその仕事？」




「まあ、そうだな…適任だとは思ってる」

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