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そんなこんなしているうちに那須の家まで着いてしまった。
浮所「じゃ、ここで。」
那須「おう。ありがとな。」
浮所「そう言えば自転車いつ直るの?直るまで歩きだよね?」
那須「それがいつになるのかわかんないんだ。自転車屋なんて隣町にしかないし。
親も休みがとれなくて。もうずっと顔も合わせてないんだ。」
チャンスだと思った。
考える前に言葉が出ていた。
浮所「俺の自転車乗ってく?2ケツだけど。」
那須「え…でも…」
浮所「いや、体力だけは自信あるから!遠慮すんなよ!」
那須「浮所がそれでいいなら助かる」
浮所「おう!また明日の朝来るから。」
那須「うん。待ってる。」
やった!おれは心の中でガッツポーズをした。
那須の自転車が直るまでは自動的に俺と登下校が一緒ということだ。
それから毎日おれは那須を送り迎えた。
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作者名:くれあ | 作成日時:2021年6月12日 17時