君と夏。

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そうこうしてるうちにすっかり日も暮れて薄暗くなってきた。

浜辺に2人で腰を下ろす。

ふと目線が合った。



浮所「好きだよ。」



衝動的に出たのはそんな単純な言葉だった。

でも初めて言葉に出来たんだ。



でもなんか、那須に届かない気がして



浮所「すっごいすっごい好きだよ。」



那須「うん。」



那須は頷くだけ

俺の気持ちだけが高ぶっていた。

どちらからでもなく交わされたキス。



那須「…」



那須はすぐ目線を逸らした。



那須が何を考えてるのかまだ今は全然分からない…

傍から見れば歪な関係でも隣に居られるならそれでいいんだ。

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