132話 ページ42
Aside
ﾘﾘｱ「すまんな。ちと激しすぎたようじゃ。」
顔をしゅんとさせ、俺の頭を撫でるリリアサン。
ﾘﾘｱ「Aはまだ生まれたてゆえ、大切に扱わねばいかん。」
『......おんぎゃ。』
ﾘﾘｱ「なのに怪我をさせてしまうとは.....。子守は得意なはずなんじゃが、買いかぶりすぎたようじゃのう。」
リリアサンはそう言うと、
俺の頭を抱きしめて、スリスリと頬を寄せる。
『前から思ってたけど何歳なんだ。』
ﾘﾘｱ「おおっ！耳が治ってきたか？」
リリアサンの言葉に頷く。
ｶﾘﾑ「凄いな！リリアの魔法薬！！」
あの後、俺はリリアサンに激マズ魔法薬を貰い、
お口直しにまたダラダラとしながらお菓子を食べている。
きっとヴィルサンが軽音楽部の見学に来てたら、
絶叫しながら全部没収するだろうな。
ｹｲﾄ「大事にならなくて良かったねー。リリアちゃんも、これからは音量控えめでね！」
ﾘﾘｱ「あいわかった。」
ﾘﾘｱ「そうじゃ。最後に、わしら3人の演奏を聴いていかんか？」
ｶﾘﾑ「おお！いいなそれ！オレの練習の成果見てってくれ！」
ｹｲﾄ「Aちゃん、もう耳は大丈夫？治ったばっかだけど...」
『おかげさまで〜。俺も軽音楽部の本領発揮見たい。』
ﾘﾘｱ「ここで汚名返上じゃ！」
一応、ということでケークンチャンから耳栓を貰った。
3人がそれぞれ配置について楽器を持つ。
アイコンタクトで、カリムクンがバチを鳴らす。
そこからの3人の演奏は、
見事なまでに
酷かった。
何が酷いって、個々の実力は確かにあるはずが、
それぞれリズムがバラバラ。
リズム担当のカリムクンは先走っており、
リリアサンは奇妙なリズム感覚で弾いている。
でもカリムクン、始めたばかりにしては上手いな。
ケークンチャンは唯一リズムを合わせようとしているが、メインのギターが合わせようとしてて逆に違和感。
なるほど、部員が集まらないのはこういうことか。
演奏が終わり、拍手を送る。
『凄い。いかにもナイトレイブンカレッジって感じだった。』
ﾘﾘｱ「そうじゃろうそうじゃろう！」
ｶﾘﾑ「へへ、ありがとな！」
ｹｲﾄ「あははー、多分褒めてないよねぇ。」
『でも、それぞれ楽しそうに弾いてて、一人一人が輝いて見えたよ。』
全体では輝いてなかったけど。
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はななん - 子供を舞台の役者へと導いた、 優秀なキツネの案内人は主も大好きだなぁ 。 替え歌が天才すぎる www なんでこんなに面白いんだろう .... 。 (2023年4月1日 16時) (
レス) @page14 id: 8e68b18d9e (このIDを非表示/違反報告)
おばけちゃん(プロフ) - ルークさん、話が長すぎて途中で途切れてるww笑いすぎてお腹が痛いwボーテ100点！！ (2023年2月23日 17時) (レス) @page44 id: 7a96c4091d (このIDを非表示/違反報告)
かふぇてらす(プロフ) - めっちゃ面白すぎる。夢主君のアホっぽい所もちょっとズレてるところも実にボーテ！特にフロイドくんとの絡みめっちゃ好きすぎます。 (2023年2月23日 16時) (レス) id: c6a20e02f0 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)(プロフ) - 久しぶりの投稿だぁー！めちゃ嬉しいです。ほんとにこの作品読んでて作者様は天才なんだろうな、といつも思いますねもうwww学園長の鳴き声が…wツボですwいつも楽しませて貰ってます！！！ (2022年10月28日 6時) (レス) @page26 id: 2e5d9e36c3 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぁ - 久しぶりの投稿嬉しすぎて飛びました((本当に最高過ぎますこれからも頑張って下さい！ (2022年10月26日 2時) (レス) @page25 id: d68a7d500c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトマヨトマメトマト | 作成日時：2022年8月24日 3時
