87話 ページ46
Aside
『うお、わっ…っとと。
床がツルツルと滑るので、
足の裏にガムを着けて滑り止めにする。
ﾌﾛ｢へぇ、やるじゃん？｣
当の本人はブレーキをかけれなかったのか、
即に滑って転んでひっくり返ってる。
何してんだ。
まあそりゃ人魚なのだから、そもそも歩く走るに慣れてないのに、その上地面が氷なら尚更だろ。
『へへーんボールもーらい。ほらほら、ジャミルクンも取ってみなよ。それとも取れない？俺強いもんね。』
ドリブルをしながら腕組みをして呆れているジャミルクンに挑発する。
ｼﾞｬﾐ｢俺まで顧問に怒られるのはごめんだ。｣
だが、
ｼﾞｬﾐ｢いないうちなら、相手してやる。｣
フン、と鼻を鳴らして笑うと、乗り気になったのかジャミルクンがマジカルペンを構える。
俺はジャミルクンを警戒しながらゴールへと近付く。
ﾌﾛ｢隙あり！｣
しまった。
ジャミルクンに気を取られすぎて、
体勢を立て直したフロイドにボールを奪われる。
ｼﾞｬﾐ｢フッ、甘いな。｣
更にそれを横から奪うジャミルクン。
ジャミルクンは氷をものともせず、難無く走る。
『そうはさせるかよー！』
ｼﾞｬﾐ｢！｣
俺は後ろからスパイ〇ーマンのようにガムを飛ばし、
見事ジャミルクンのフードにくっつける。
後はこっちのもんだ！
ガムを伸縮して、ジャミルクンを俺の方へ引っ張る。
ついでにフロイドの足にもガムを絡ませる。
ジャミルクンはこのまま引っ張られる訳にはいかないと、俺に向けて火の玉を打つ。
いや危な。
それをまたもやガムの伸縮で受け止めるが、
その間にフードについていたガムを燃やされた。
同時にフロイドもガムを燃やして、
お返しと言わんばかりに水魔法を打ってくる。
俺は水魔法を顔面にモロに食らった。
『2対1は……ずるい……ぐは。』
ｼﾞｬﾐ｢先に手を出したのはそっちだろう。｣
ジャミルクンはそう言って、ゴールにシュートを決めた。
『……鼻に水が入った。俺じゃなくてジャミルクンに魔法打ってたら、シュートされなかったのに。』
床に仰向けになりながら、フロイドに対して文句を言う。
ﾌﾛ｢Aがガムつけてきたんじゃん。｣
『私怨かよ。鼻にガム詰めてやろうか。』
そう言うとフロイドに水魔法で鼻を封鎖された。
すみませんでした。
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珠梨(プロフ) - リドル氏、いえローゼ氏は断固貧乳派の民であります（キリッ） (3月3日 22時) (
レス) @page9 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
雷蔵 - トマトさんまじ好きww (2月26日 1時) (レス) @page50 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 名前のセンスに爆笑しました ドント・タッチミーってꉂꉂ(´ơ ∀ ơ｀)w𐤔 これからも頑張ってください！ (9月6日 0時) (レス) @page2 id: 79d21be87d (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン - とてつもなく面白いです！…マミー・ブッチ参戦…？←？？？ (2023年4月2日 3時) (レス) @page30 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
アユム(プロフ) - 推しがレオナなのでもっとレオナとの絡みが見たいです！ (2022年8月23日 21時) (レス) id: 3f13a9633c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトマヨトマメトマト | 作成日時：2022年8月10日 22時
