78話 ページ37
Aside
薔薇の迷路を抜けて、クロッケー大会の会場に着いた。
今回は2対2のダブルスをするらしい。
ﾘﾄﾞﾙ「Aはクロッケーをするのは初めてだろう？ボクとチームを組もう。」
リドルは小屋からハリネズミとフラミンゴを出して、
会場まで持ってくる。
『なんでフラミンゴとハリネズミ？それもカラフル。』
ﾘﾄﾞﾙ「クロッケーはこの子達を使ってやるんだよ。」
『え、、動物虐待…？』
ﾘﾄﾞﾙ「断じて違う。」
ハートの女王の法律で、クロッケーではフラミンゴをバットとし、ハリネズミをボール代わりにするんだとか。
ﾘﾄﾞﾙ「いいかい？クロッケーでは、ハリネズミとフラミンゴと息を合わせることが大切だ。」
リドルはそう言って、黄色いフラミンゴを逆さに持つ。
そして黄色いハリネズミをフラミンゴで打った。
ハリネズミはコロコロと転がり、
一番手前にある6つのフープのうち一つをくぐり抜ける。
観戦している寮生達からパチパチと拍手が送られる。
ﾄﾚｲ「自分の色のハリネズミがフープをくぐると、もう一回打てるんだ。」
それも同じ順序、同じ方向でくぐった場合らしい。
クロッケーを見ながら、俺も見様見真似でやってみる。
青いハリネズミ、すなわち敵のボールがあの位置だから、
ここから打てば当たるはず。
初対面のピンクのフラミンゴクンをよしよしと落ち着かせ、青のハリネズミに向けてよく狙う。
俺が打った赤いハリネズミは勢いよくコロコロと転がっていき、見事に青いハリネズミに当たった。
ﾘﾄﾞﾙ「うん。見事なクロッケー・ショットだ。」
その後も順調に事が進んで行き、俺とリドルがいち早くペグにボールを当て、勝つことが出来た。
ｹｲﾄ「二人ともナイスショットー！！Aちゃんの初勝利記念に1枚！」
パシャ。
次はケークンチャンとトレイサンペアの番なので、俺は観戦しながらさっきのハリネズミと話す。
『
ﾊﾘ「チチー！チッチッチチ！」
ﾘﾄﾞﾙ「キミ、モグラ語喋れるのかい？結構難易度の高い言語だけれど。」
『トレインセンセーに教えてもらったー。少し齧るくらいだけど。』
リドルは俺を感心したように見る。
ふふん、凄いだろう。
ハリネズミの針が刺さらない程度に撫でる。
どうやらハリネズミとフラミンゴもこの競技を楽しんでいるらしい。
ドM？
この後もハーツラびゅルとクロッケー大会を楽しみ、解散となった。
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珠梨(プロフ) - リドル氏、いえローゼ氏は断固貧乳派の民であります（キリッ） (3月3日 22時) (
レス) @page9 id: ac62a72ef1 (このIDを非表示/違反報告)
雷蔵 - トマトさんまじ好きww (2月26日 1時) (レス) @page50 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - 名前のセンスに爆笑しました ドント・タッチミーってꉂꉂ(´ơ ∀ ơ｀)w𐤔 これからも頑張ってください！ (9月6日 0時) (レス) @page2 id: 79d21be87d (このIDを非表示/違反報告)
コッペパン - とてつもなく面白いです！…マミー・ブッチ参戦…？←？？？ (2023年4月2日 3時) (レス) @page30 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
アユム(プロフ) - 推しがレオナなのでもっとレオナとの絡みが見たいです！ (2022年8月23日 21時) (レス) id: 3f13a9633c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトマヨトマメトマト | 作成日時：2022年8月10日 22時
