25話 ページ27
Noside
『トレイサン、ケークンチャン、案内ありがとー。』
ケイトとトレイにペコリと一礼するA。
ケイト「うんうん☆またなんか困ったことがあったら、いつでもケーくんを頼ってね!」
ついでにもう1回☆と、
内カメにしてAと写真を撮るケイト。
死んだ目をしているが、
ノリノリでポーズをしているA。
それを見て苦笑するトレイ。
トレイ「お前にはうちのリドルがお世話になってるからな。そうだ、良かったら今度うちの寮に来るといい。」
ケーキを焼いて待ってるというトレイの言葉に、Aは目を輝かせる。
ケーキ…!
『俺バナナケーキ食いたい。』
図々しくも注文するAだが、トレイは気にすることなく、むしろ嬉しそうにAの頭を撫でる。
トレイ「ははっ、お前の舌に合うといいが。」
じゃあな、とトレイとケイトは去って行く。
それを見送った後、Aは目の前の大きな扉を見る。
ここは職員室の前。
職員室に入る時ってどうするんだっけ。
わかんない。
じゃあなんでもいいか。
ガチャッ
『…こーんにーちはー。』
職員室にいた教師達の視線が一気にAに突き刺さる。
『あ、ルチウスだ。元気ー?』
気付いているのかいないのか、突き刺さる視線をスルーして、足元にいるルチウスを撫でる。
ブサイクだな、と思いつつ、
なんだかんだルチウスを可愛がっている。
トレイン「フィンズ、職員室に何の用だ?入る時は、ノックを三回しなさい。」
全く…と、トレイン先生はため息を着く。
一見厳しく叱ってるように見えるが、彼は優しい声色でAに話しかけている。
Aがなんだかんだルチウスを可愛がっているため、強く怒れないのだとか。
『トレインセンセー、反省文持ってきましたー。』
Aの手には、
トレインが渡した反省文の数よりも遥かに多い。
ああ、他の授業でもやらかしたのか、と最早吃驚することもなく、すんなりと納得する。
トレイン「……ふむ、しっかりと書けているようだ。次からはこのような事が無いように。」
『善処しまーす。』
そして次に、バルガス、クルーウェル、他の教師にも渡された反省文を次々と渡していく。
教員たちはAを見て、冷や汗を垂らす。
(((どれだけ反省文書いたんだ……。)))
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雷蔵 - 笑いこらえんのしんどいww (2月26日 0時) (レス) @page20 id: b34786daa2 (このIDを非表示/違反報告)
眠るひつじ(プロフ) - 誕生日おなじでめちゃビビった。そんな昨日あったっけって笑 (7月28日 5時) (レス) @page2 id: c017944627 (このIDを非表示/違反報告)
ただの一般人 - ものすごく面白いです!同室の君と角の子で吹き出しましたwwwインタビューのとき、仲良い(?)人の内の半分が対価取ってるwww「この作品面白い!」と思ったら、大体トマトさんです!いつも読ませて頂いております!無理せず更新頑張ってください!長文失礼しました…。 (2023年4月2日 2時) (レス) @page42 id: 3f9059dfb5 (このIDを非表示/違反報告)
kome(プロフ) - トマトマヨトマメトマトさん» パクられるとゆうことはそれだけ面白い作品だと云うことです。これからも応援しております! (2023年3月24日 8時) (レス) id: 4c2006e05c (このIDを非表示/違反報告)
トマトマヨトマメトマト(プロフ) - komeさん» お返事ありがとうございました。相手様のコメントに注意喚起をしてみようと思います。面白い作品と思っていただけて幸いです。これからも何卒よろしくお願いします! (2023年3月24日 8時) (レス) id: a96fc2539f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トマトマヨトマメトマト | 作成日時:2022年8月9日 0時