２ カロンさん！登場しちゃってください！ ページ4
もう決めた。これでいい。けれど、悪魔と契約することは違法。それほどの覚悟を持って召喚しなければならない。
しかし、それを薦めてくる市長も違法。てことは…
『これ先に国に訴え出た方がいいんじゃ…』
いや、だめだ。さきに殺らなきゃね。
ポタリ。(ぽ○りじゃね-よ！ポタリだよ！)
「大悪魔カロン、召喚の儀に応じ、参上した。」
『…』
「…」
『人の形をした鳥？』
「私は鳥ではない！悪魔だ！」
『いやいやいや、どっから見ても鴉でしょ！？』
「だから鴉ではない！悪魔だ！何度言えばわかるのだこの小娘は…」
『そっちこそ小娘って何なのｒｙ(((カットです
「…で。お前の願いはなんだ。小娘。」
『だから小娘は…力が欲しい。』
「…私の頭文字ならいくらでもやるぞ？」
『いい加減殴るわよこの鴉。力よ。ち-か-ら！』
「ほう…ではその力を何のためにふるうのだ？」
そう言ってカロンは、まるで私の反応を楽しみにしているこのように笑った。
『…。両親を、殺すため。』
それを聞いたカロンは、またまた嬉しそうに笑った。
「ククク…」
『…何が面白いの？』
「私はこれまで、計り知れない程の契約を交わしてきた。だが、力を求めるやつなど居なかった。
…お前は何故力に執着する？力なぞ無くても殺せるだろうに。」
『…力に…あこがれていたから。
昔、わたしはいじめられていた。そいつらには、力があった。
私もそんな力があったら、強く、なれるかなって。思ったから。』
そんな私の昔話を聞いていた悪魔は、鼻で笑いやがった。
「フン。いいだろう。私を鴉呼ばわりする態度と、その心意気、気に入った。契約を交わそうではないか。
…そうだな。目の色からとって、水と氷の力、水中呼吸の力にするか。」
パチンっ。
『えっ？』
驚く私をほったらかしにして、淡々と話し続けた。
「ほれ、終わったぞ。試しにそこのドラム缶を凍らせてみろ。」
『やり方わかんないけど？』
溜息をつきながら優しく教えてくれた。(悪魔なのに)
数分後…
『溶かすときは指を鳴らす、凍らすときは手を出して力む。水は指で指示…。消すときは指を鳴らす…。』
「さて、代償は…右目の視力低下、負の感情のダメージが大きくなる、様々な感情の凍結、だ。」
『そう。』
「では、さらばだ。」
代償を食らっても、やるべきことが私にはある。
さあ。準備は整った。
きっと、帰るのはこれが最後
そう思いながら私は帰った…
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西 - この方角に福があるはずです
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紅色狐 - 泣いた女鬼。さん» 泣いた女鬼。さんご指摘ありがとうございます。また直しておきますね。 (2018年8月29日 9時) (
レス) id: b5ce78f4db (このIDを非表示/違反報告)
泣いた女鬼。 - フーゴは21歳ですよー (2018年7月20日 2時) (レス) id: abc928954f (このIDを非表示/違反報告)
cc(プロフ) - 紅色狐さん» 似ないよう注意していただけるのでしたら、私から言うことはもう何もございません。これからは一人のファンとして、応援させていただきたいと思っております。 (2018年7月11日 22時) (レス) id: 3524d9e2e8 (このIDを非表示/違反報告)
cc(プロフ) - 紅色狐さん» 同じ原作を基にしているのですから、多少似てしまうのは仕方がないと思います。しかし、今回は流石に似すぎだと感じましたので……。私の作品を見てくださる方があなたを攻撃する前に注意喚起だけでもしておこうと思った所存です。 (2018年7月11日 22時) (レス) id: 3524d9e2e8 (このIDを非表示/違反報告)
紅色狐 - すみません…ｃｃさんの作成を少々参考にさせて頂いた所もあって似てしまうところもありました…なのでこれからは設定を少し変え、出来るだけ似せないよう用心したいと思います。 (2018年7月11日 19時) (レス) id: b5ce78f4db (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅色狐 | 作成日時：2018年7月8日 16時
