【狼ゲーム】キミは喰われる運命だ【短編集】

狼なのは変わらない【リンタロウ】 ページ1

「ねえ、リンタロウ君。私、一体どうなっちゃうのかな…？」


震える声で、そう尋ねた


今、私は殺されそうになっているようだ


私をじっと見下ろすリンタロウ君の手には、縄が握られていた


きっと彼は、私の首をあの縄で…！


「安心してよ♪僕、狼じゃないよ？」


「じゃあ、なんで縄をもってるの………」
　

「それは、君を縛るためさ♪」


そう言って、リンタロウ君は私の腕に縄を絡めた


そして、きつく縛った


「つっ……！い、痛…………」


「大丈夫♪すぐ慣れるよ♪」


リンタロウ君は、そう言いながらポケットから瓶を取り出した


そしてそれを、私の口元に近づけた


「飲んで♪」


そんな得体の知れない液体を飲めるわけがない

私は首を横に振った


「飲んで」


リンタロウ君は、私に強く言った


威圧が込められていて、言葉は優しく聞こえても、『飲め』と言われているような…


　 恐怖


その二文字が頭の中を支配した


ゴクッ


「良かった♪飲んでくれて♪」


いつもは無邪気に見える笑顔も、今ではただの恐怖でしかなかった


リンタロウ君、羊を殺さないと自分が処.刑されてしまう狼ではないけれど、私を見る目は狼そのもの






どうせ、狼なのは変わらない


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飲んだ液体はご想像にお任せします

実は○○で、リンタロウにあんなことやこんなことをされるというのを想像しているぽよりん氏

リクエストくださぁい☆

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