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平塚くん専用となりつつある窓際に置かれたベッド
カーテンを勢いよく開けば、そこで漫画を読んでいた彼が顔を上げて私を視界に捉える
すると、私の姿をまじまじで眺めた彼の瞳が微かに揺れた
『…それ、青木にされたんだ？』
「そうだよ！青木くんこんな趣味あったの！？」
『まあ、青木は可愛いの大好きだからねぇ』
朝から青木くんと鉢合わせて、声をかけたところまでは良かった
それから青木くんにちょっと来て！と屋上へ続く階段まで連れてこられ…カバンの中を漁ると出てきたのは、メイク用品。
理解する暇もなく、気付いた時には青木くんの手によってメイクが施されていた
これ似合いそう！あ、これは可愛くなる！と目をキラキラさせる姿は本当に女の子と変わらない
私は知らなかったよ…青木くんが女の子のメイクするのが好きだったなんて！！！！！
「だからあの時…元木くんがあんなこと言ったんだ」
『メイク用品が好きなのは前から。自分にやる発想はなかったみたいだけど。ちょうど良かったんじゃない？女の子相手にやるの夢みたいだったし』
「メイクなんて初めてした…ねえ、変じゃない？」
女子力のカケラもなかった私。メイクなんて今までしたことなかった…まさか初めてが青木くんとは。
鏡を見てないから不安で、平塚くんに問いかけてみれば目が合わない。
やっぱり似合ってない…？と思うと、彼が目を逸らして口元を手の甲で隠してボソッと呟く
『…似合ってる、と、思う』
「ほんと！？」
《もう、そこは可愛いよって言ってあげなさいよ》
『っ、うるせえ！』
《あら、ほんとなのにねー？Aさん、垢抜けて可愛くなってる。素敵よ》
「え、嬉しい…」
《そうだ！先生がそのメイクにピッタリなヘアアレンジしてあげる！》
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にんじん！。(プロフ) - 優風翔さん» ジャニオタでもありおひさまでもあったのですぐに気づきました！笑笑Twitterも占ツクも応援してます〜！ご自身のペースで焦らず更新してくださると嬉しいです！ (2021年10月27日 21時) (
レス) id: f611f7246f (このIDを非表示/違反報告)
優風翔(プロフ) - にんじん！。さん» そうですよ〜！よくお気づきで！ (2021年10月27日 18時) (レス) id: 0bb0331bf8 (このIDを非表示/違反報告)
にんじん！。(プロフ) - 突然すみません！Twitterのイメージ画の女の子ってこさかなですか！？ (2021年10月27日 18時) (レス) id: f611f7246f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優風翔
| 作成日時：2021年10月25日 21時
