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「では、行ってまいります。」


杏寿郎と話した後、もちろん母上と父上とも話した。



「…必ず戻ってきてください。十分に気をつけて、何があっても諦めてはいけませんよ。」
「姉上!!頑張ってくださいっ!!」


「A、いつ何があるか分からないから油断はするな。
瑠火の言う通り、ぜったいにあきらめるな。
それから……」


「父上!!」



励ましの言葉をたくさんくれる父上の手をぎゅっと握る。




「大丈夫です。必ず帰ってきます。

父上から毎日直接指導を受けたので、もう昔のやわな私ではありません!


それに、私は父上と母上の娘です。簡単には死にません!」



そう言い切ると、父上が少し目を見開いて
手を握り返してくれた



「……そうだな、。すまん、心配しすぎた。」

「いえ!とても嬉しいです。それに、本当は信じてくださっているの、分かっていますから。
頑張ってきます。」



よかった、さっきの心配で不安でたまらないって顔が
いつもの父上の優しい笑顔になった。

母上も静かに話を聞いてくれていた。


杏寿郎は目をぱちくりさせながら聞いてた
多分あんま意味わかってないんだろうけど可愛いからいいの((

可愛い可愛い杏寿郎の頭をポンポンっと撫でて、



ほんとうにもう出発


「…行ってまいります。」

「あぁ、行ってこい。A!!」
「いってらっしゃい。気をつけて、A」
「姉上のお戻りを待ってます!!」




3人から見送ってもらい、遂に最終選抜へ。


初めて鬼と戦うのか…
どのくらいの人が参加するのだろうか……



ふぅ。
なんとなく、いやかなり緊張してきた……

まぁ、でも、きっと大丈夫。



自分を信じて、やりきろう!!






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プスメラウィッチ - よぴさん初めまして、続き頑張ってください。楽しみにしています(*^^*) (2021年10月30日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
名無し76786号(プロフ) - 続き楽しみです! (2021年9月29日 18時) (レス) id: 9763a79721 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よぴ | 作成日時:2021年9月14日 2時

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