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ガラガラ
玄関から戸を開ける音と、父上の声が聞こえた。
「ただいま戻った。」
全速力で玄関まで走る。
「父上!!!おかえりなさい!」
走った勢いのまま父上に飛びついた。
この勢いでも受け止めてくれて、その上ビクともしない父上。すごい。
「慎寿郎さん、おかえりなさい。」
「A、瑠火、ただいま。」
父上の隊服、結構汚れてる。それに汗もかいてる
大変な任務だったのかな
「汗をかかれているようですので、先に湯浴みにしますか?」
確かにさっぱりしてから夕餉でもいいけど、
頑張ってお手伝いしたから、早くご飯食べて欲しいなぁ。
「そうだな、さっぱりしてから・・・
いや、先に飯を頼む。」
やった、下からうるうる目線効果抜群だ
なんてったって、私の顔は母上にそっくりだからね
母上が大好きな父上からしたら1発KOだろう
母上と瓜二つって、よく言われるんだ
とっても嬉しい
「分かりました。では夕餉の準備をしてまいりますので、その間に着替えをなさってください。
A、準備を手伝ってもらえますか?」
「あぁ、ありがとう瑠火。」
「はぁーい!早く来てくださいね父上!」
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プスメラウィッチ - よぴさん初めまして、続き頑張ってください。楽しみにしています(*^^*) (2021年10月30日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
名無し76786号(プロフ) - 続き楽しみです! (2021年9月29日 18時) (レス) id: 9763a79721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よぴ | 作成日時:2021年9月14日 2時