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「ぐすっ……いやです……うぅ、(泣)」

「……杏寿郎?? どうしたの杏寿郎。」




おぉっと、杏寿郎が泣いているよ。



実はねぇ、今日からなんですよ最終選別。

だからね、杏寿郎が私のために泣いてくれているのです


「姉上ぇっ!!離れたくないです!!(泣)」



ほら、ね?? 『私のために』ね???←
もう鬼と戦う前にいっちゃうよ。

逝っちゃうよ←




ゴホン、こういうことは言っちゃダメだよね。

すみません


「姉上必ず帰ってくるから、ね?」
「……ぃやです、。」
「ほらおいで、杏寿郎
まだ時間あるから姉上と話そう。」

「……」



泣きじゃくりながら腕を広げている私の方に来る杏寿郎
正座をして抱きしめ

そのまま杏寿郎を抱っこして

背中をポンポンと優しく叩きながら
話しかける




「杏寿郎のお父さんは、どんな人?」


「、父上?? …俺の父上は……

かっこよくてみんなから頼りにされてる、強い人!
俺も父上みたいな炎柱になりたいですっ!」



「ふふ、そっかぁ。父上かっこいいもんね。
じゃあ、お母さんは??」



「母上は、綺麗で、父上とは別の強さを持ってる人!
俺は母上のような芯の通ったかっこいい人にもなりたいです!」



「うんうん、母上も素敵な人だよね。

あのね、杏寿郎。姉上も杏寿郎と同じ気持ちなの。」

「!!」


抱き締める腕を緩めて、少し距離をあけて
杏寿郎と顔を合わせる


「私も、杏寿郎と同じように、父上と母上に憧れていて、2人のような人間になりたい。

大勢の人を、鬼から護っているかっこいい父上みたいな、凛として強い心を持っている母上みたいな、ね?

それに、杏寿郎が強いって思ってくれるような姉にもなりたい。
私は母上が言っている責務を全うしたいの。」


「……」





黙って俯いてしまう杏寿郎










┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
切り悪いけど次行きます→

28→←作者から



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プスメラウィッチ - よぴさん初めまして、続き頑張ってください。楽しみにしています(*^^*) (2021年10月30日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
名無し76786号(プロフ) - 続き楽しみです! (2021年9月29日 18時) (レス) id: 9763a79721 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よぴ | 作成日時:2021年9月14日 2時

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