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「そうだ、お母様とAちゃんに、これあげる!」
そう言って渡されたのは、
綺麗な赤色の髪留めだった。
光が反射してキラキラ光ってて、違う角度から見ると、赤色は赤色でも濃くなったり淡くなったりする不思議な髪留め
「そんな、こんな高価なもの、頂けません。」
母上が断りの言葉を口にする
確かに高そう
「いいんだよぉ、遠慮せずに受け取っておくれ。」
「いえ、でも・・・」
「この髪留め、2人なら誰よりもお似合いだよ。
私からの贈り物だとおもって、ね?」
「・・・ありがとうございます。大切に、使わせていただきます。」
「おばあちゃんありがとう!」
母上とお揃いでくれた髪留め。
一生大切に使おう
「あ、Aちゃんにはこれもあげる!別嬪さんだから特別だよ?」
って、私の耳元で小さな声で言って、もうひとつ髪留めをくれた。
おばあちゃん優しすぎる・・・
これは、橙色の紙紐。上の方で結びたい時に使おうかなぁ
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プスメラウィッチ - よぴさん初めまして、続き頑張ってください。楽しみにしています(*^^*) (2021年10月30日 21時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
名無し76786号(プロフ) - 続き楽しみです! (2021年9月29日 18時) (レス) id: 9763a79721 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よぴ | 作成日時:2021年9月14日 2時